評価経済社会が来るとして

 評価経済社会とは、岡田斗司夫さんが10年前から提唱する評価経済を中心とした社会です。

 このことについては、ニコニコの生放送で2011年の頃から話しているし、本も出している。

 ざっくりと中身を話すと、今、貨幣の価値が現在進行形で下がりつつある。その代わりに、その人個人個人の評価や信頼がお金よりも価値のあるものに変わっていく。

 このことは、現在ではYoutuberやブロガーはだれもが言っていることで、いろんな人が引用しているので、kindle unlimitedに入会してればただで電子版が読めるのに。アマゾンの紙の本だと8000円で売られている。

 そして、実際、YouTubeやニコニコ動画、TwitterやInstagram、Facebookなどの活動がそのまま仕事や衣食住の安定につながる社会になりつつある。

 だからこそ、脱社畜とか、社会から自由になるっていう人がいるんですけどね。何度も言うようだけど、僕はオススメしません。

 評価や信用を集めるとは、むやみに炎上することをつぶやいてアフィリエイトを踏ませて、お金を稼ぐことではありません。それは一時的には大金を稼いでいるようで、お金を前借する形になっていることに気づいていない場合が多いです。

 後で、炎上したくてもできなくなった時に。仕事にもつけないし、商売もできない状態になります。

 それに、評価経済社会になりつつあると言っても、いまだその途中であり、評価経済にはまだなっていません。かといってこれからすぐになるかといったら、その保証はどこにもありません。

 そもそもこの話が出たのが2011年。僕がまだ高校生の時です。それから10年たってようやくそうだと言えるようなシステムができるようになったんです。今になって思えば、10年先を予見したともいえるんですけど、10年って長いじゃないですか。

 未来を見通した予言というのは明日かもしれないし、何年後かもしれない。だからこそ、それに対する対応は雨が降るらしいから傘を持っていこうていどのものとして考えるべきです。

 仕事を辞めて、YouTuberになるとか言い出すのはやめましょう。
 生半可な覚悟でやったら、ロクなことになりませんよ。

頂いたサポートは本に使います。