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長い呪いは私だけが呪いだと思っていた。

仏前報告して参りました。
知らなかった話を妹から聞けてホッとしましたが、
1番辛かったのは葬儀に参列した妹たちだったんだなぁと

妹と弟で祖父が亡くなった際に話をしたらしいですがよく覚えてない……と。

それでいい。

送り出せなかった私の分まで2人は頑張ってくれてる。

ありがとう。

実家は知ってる場所なのに私という存在がなかったことになっていました。

新しい環境になっていたり、

いつも汚れていたガスコンロが綺麗だったり。

自宅の筈なのに違和感しか無かった……

もう帰れないんだなぁ…
と痛感したけど

私が選んだ事だから。
悔いは少し残るが…
さよならの日が来たんだなぁと

唯一私がいた……
という印は、
わたしが愛用していた初音ミクの雨傘が玄関にまだあってまだ使われていたことかな……

玄関にあった私の沢山の靴は処分されていた。
もう居場所は……ないんだね……


きっともう敷居をまたぐことはない……


さようなら


私のふるさと。


この土地には思い出がありすぎる……

(思い出さないようにしても頑張っても…あがいても…思い出が私の傷口をえぐってえぐって……私を…いつか……殺すのかな?)

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