番外編:クエスト消化用緑白ダニ
クエストが「白または緑の呪文を20回唱える」だったので、それに合わせて手持ちのカードで作ろうと思ったところ、例によって新弾の緑白にピンとくるカードがなく、なら既存のカードとなんか新しいことできんかなと思ってカードリスト眺めてたらダニがアーティファクトであることに気が付いて、アーティファクトといったらこれじゃね? となって作ったのが本日の一品
デッキ
緑白ダニ
もうちょっと深掘ると、ファストランド使った混色アグロが組みたかったのだった
緑白であれば、《ヨーティアの造反者》がいる
ダニと合わせて速攻でパンプしていけば強そうじゃない?
というのがコンセプトだ
基本的には、《生歯の子ワーム》から《ヨーティアの造反者》に繋ぎ、後は《スクレルヴの巣》で毎ターンアーティファクトを供給すれば強そう、という動きを狙っていくことになる
子ワームが毎ターン+2/+2されていくのは中々に強そうだ
《生歯の子ワーム》《ヨーティアの造反者》のためにも、アーティファクトを増やせるのはいつだって正義である
なんとなく毎ターンダニが沸くことを想定して、《祝祭の出迎え》で宝物・トークンも作ったらさらにアーティファクトが出てくるし、最悪《スクレルヴの巣》が無くてもクリーチャーを展開すればアーティファクトが出てくるのは偉い
回り出したら、毎ターンクリーチャーを3体並べることもあるので、テキストを使いきれるのが強みだ
《這い回る合唱者》は《祝祭の出迎え》とのシナジーも効くし、チャンプブロックしたら相手ターンにアーティファクト(ダニである)を出せる
《生歯の子ワーム》との相性も良いと言えそう
《離反ダニ、スクレルヴ》はそうやってでっかくした《生歯の子ワーム》や《ヨーティアの造反者》などを強引に通しに行くのに便利
ファッティ作ったらあとは殴るだけ、とはいえダメージが通らなければ意味がないわけだし
本人がすぐ死ぬのはご愛敬ではあるけど、自身がアーティファクトなので出た時点で仕事をしているというのも偉い
そして、《タイヴァーの抵抗》
なにこれメチャ強いんだけど
《離反ダニ、スクレルヴ》で強引に通したクリーチャーをパンプしたら、そのままゲーム終わるまである
破壊不能つけてくれてるのもあって、全体除去からも守れるのもよい
あとは、せっかくダニデッキなんだしということで《感染した肉裁ち》を添えて、横並び強化用に《婚礼の発表》とドロー用に《トカシアの歓待》、そしていつもの国王に出てきてもらって完成
…よく見たらこのデッキ除去がないな
で、回して見た感じだけど
何というか、回るとメチャ強い
そりゃそうだ、ということではあるんだが
そして、全体除去にメチャ弱い
もちろんそうよ、ということでもある
《タイヴァーの抵抗》のおかげで、《ヨーティアの造反者》が守りやすく攻めやすいのがいい感じに機能してる
《離反ダニ、スクレルヴ》と合わせて強引にダメージを通しつつ、適時守ってやってるだけで、ダメージレースにはだいたい勝てる
除去が飛んでくるなら《タイヴァーの抵抗》で守ればいいだけだ
《祝祭の出迎え》もいい味出してる
《スクレルヴの巣》と2マナで競合するのがアレなくらい
むしろ《スクレルヴの巣》とはシナジーがある分、どっちが先に来ても別にいいから場に出して守ってれば、あとは基本的にはずっと仕事してる
上でもちょっと書いたけど、3~4ターン目くらいからはテキストが回り続けて、ライフも補いつつ全体を強化するのにとても便利
《スクレルヴの巣》を3枚貼りたい
その、《スクレルヴの巣》については、ダニが沸くだけでそこまで脅威でもないという印象はまだある
むしろ、毎ターンライフ削ってくれるので、相手にしてる分にはブロッカーさえ用意できるならダメージリソースになると言ってもいい
毎ターンアーティファクトを生み続けていることに価値があるという感じ
正直、ダニで殴って毒カウンター10個積む間に、誰かが育ってライフ削り切ってしまうので、毒はそこまで気にしなくていい感じがする
なんせ、このデッキ除去がないのでそんなにダニの攻撃が通らんのよ
ただし、このデッキにおいては毎ターンダニを生み出すこと自体がシナジーのキーになっているので、処理されるととても悲しい
《ヨーティアの造反者》と《スクレルヴの巣》《祝祭の出迎え》だけでもデッキになりそうな気がしてるくらい、大事
そして、4~5ターン目くらいまでに適当に育った《生歯の子ワーム》や《ヨーティアの造反者》を《離反ダニ、スクレルヴ》で強引にダメージを通しに行くと、なんとなく6点くらい本体に届く
次ターンにはもっとダメージ出るし、なんならダニも毒を溜め始める
ココまでくれば、勝利も見えてくるわけだ
ちなみに、ここまで来てると《トカシアの歓待》で毎ターンドローしてるので、リソースもそうは尽きなくなっている
《婚礼の祭典》や《国王ダリアン四十八世》での全体強化も相まって、あとはリソースさえあれば、毎ターン縦横でクリーチャーが伸びるのだから、もうコレは勝ったも同然である
ただ、残念な点もいくつかある
特に残念だったのは《感染した肉裁ち》
アーティファクトカウントは増えるものの、装備コストを払っている暇が全くない
そんなマナを出している暇があったら、《離反ダニ、スクレルヴ》のファイレクシアンマナをちゃんとマナを払って出したいし、《タイヴァーの抵抗》のパンプコストにしたい
そして、パンプして殴るという時間がそこまでない、というのもある
《ファイレクシアの立証者》と《ファイレクシアの抹消者》のせいだ
除去を積むのを失念していたため、ブロックに立たれただけで対戦終了する
《離反ダニ、スクレルヴ》がいれば強引にダメージを通しに行けるとはいえ、限界もあるのだ
なんせ、黒相手だったら簡単に除去されてしまう
自身の能力で自身を守れないこともあり、大量の除去に対して《タイヴァーの抵抗》を撃っていたら肝心のエースが守れない
そして、準備段階で全体除去が飛んできたり、《ヨーティアの造反者》あたりがポロっと死ぬと、もう段取りが全部崩れる
リカバーの為には《トカシアの歓待》が必要で、かつクリーチャーを引いてくる必要がある
幸いにも、デッキのほとんどがクリーチャーみたいなものなので、相手がモタモタしてくれるなら何とかなることもあるけど、まぁそんな幸運は毎回は続かない
除去は毎回飛んでくるのに
とはいえ、ざっくり回す分には楽しい
なんせ、デイリークエストが2回で終わった
《感染した肉裁ち》を適当な白い除去に変えて、細部調整したらもうちょい戦えるんじゃないかしら
ちなみに、毒殺勝利はできなかった
先にライフを詰め切ってしまう
どこかで毒狙うデッキも作りたいんだが、いつになることやら
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