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ヤヤ・バラードデッキの道のり【228】

勝てねぇ
まいった
ちょっと落ち着いて、デッキ回さずに状況検討してみたいと思う


前回はこちら


デッキ

ヤヤ・ビートダウン3.0.3

安定した価値が拾えてない

まずは、ササっと対戦メモを

対戦メモ

1戦0勝
まぁ、試行回数がな…

さておき、問題点、課題点を挙げていきたい
…が、その前に
このデッキを作って調整を始めてすぐくらいに結果を出したデッキがあって、調整に当たってはそれらを参考にしている

1つは、やまげんさんのボロス召集、もう1つはもりゆきさんのボロスピア・ナラーだ

あえて言えば、ふたつ足してヤヤをぶち込んであれやこれやした、というのが今のヤヤ・ビートダウンなのだ

なお、もりゆきさんのボロスピア・ナラーについてはその回し方などの記事をご本人がかかれているので、そちらも参考にした

これらとの相違点も含めて、現状と今後を考えていきたい

問題/課題点

速度がない

特にボロス召集との比較になるけど、原因は《イモデーンの徴募兵》を欠いていることと、それに合わせた横展開力の低さかと思われる
1T目《ヴォルダーレンの美食家》、2T目《上機嫌の解体》《ヨーティアの前線兵》、3T目《イモデーンの徴募兵》とつなぐと3T目のダメージは14点もある
さすがに除去飛んできてたり、ブロックされたりはあるだろうけど、この爆発力は圧巻だ

これだけでも11点ある

対して、ウチのデッキは3T目はまだ準備段階だ
理想のムーブはボロスピア・ナラーに近く、1T目《ジンジャーブルート》、2T目《怒り狂う戦闘ネズミ》、3T目《忠義の徳目》(出来事)《毅然たる援軍》、4T目ヤヤ-2、5T目《忠義の徳目》(当事者)とか
あるいは、1T目《ジンジャーブルート》、2T目《忠義の徳目》(出来事)、3T目《婚礼の発表》、4T目ヤヤ+1、5T目《忠義の徳目》(当事者)とか
3T目はまだ準備、何なら4T目も準備段階で5T目からが本番だ
動きとしてはコントロール寄りのミッドレンジといった方がいい

2T《忠義の徳目》(出来事)、3T《婚礼の発表》、4T《放浪皇》、5T《忠義の徳目》(本体)が黄金ムーブである。

引用:ボロスピア・ナラーの誤謬と真実(ほぼ無料)@もりゆき氏

え、じゃぁボロスピア・ナラーのようにふるまえばイイじゃん、と思うやん?
残念ながら、そうはいかない
このデッキには、肝心の《復興の領事、ピア・ナラー》パッケージが含まれていない
6T目以降の展開力と実際に通せるダメージがアホほど違うのだ

コレで盤面にクリーチャーが3体出て、しかもうち2体は飛行速攻持ち
レンの決意からさらにレンの決意などの衝動的ドローが繋がったらもっとだ

結果、ミッドレンジに対して速度で押し切るような戦い方はできず、かといってミッドレンジを上回るような盤面を作って状況をコントロールしきることもできてない
中途半端な状況になってしまっている

3T目コレらって、もうビートしてないよね

デッキの爆発力を獲得しなければ、この中途半端な状況は覆せないだろう
特に、《婚礼の発表》《トカシアの歓待》に4マナPW2名を抱えるこのデッキにおいては、後半の爆発力こそが重要であると言えそう
準備をしっかりできているのに負ける、という事態だけは避けたい

3マナ1種、4マナ1種、白徳目が揃った盤面はとても強い
それを活かせないのが弱いのだ

手札リソースの獲得が遠回り

ボロス召集は、《イーオスの遍歴の騎士》のEtBによって、最速3T目に3ドローくらいかましてくる
ゲームレンジを考えると充分な成果といえるだろう
ボロスピア・ナラーはピアパッケージである《レンの決意》《無謀な衝動》などで自軍ターンならいつでも衝動的ドローが可能
では、ウチのデッキは?

いっぱい引ける!
正直、うらやましい

・2T目《怒り狂う戦闘ネズミ》、3T目に《トカシアの歓待》+《ジンジャーブルート》or《ヨーティアの前線兵》、以降何かしら出したら
・1T目《ジンジャーブルート》or《ヨーティアの前線兵》、2T目《怒り狂う戦闘ネズミ》or《忠義の徳目》(出来事)、3T目《婚礼の発表》からオールアタック
・4T目ヤヤ、5T目以降、忠誠度減らすたびに衝撃的ドロー×1
カード1枚で成立するのはヤヤのみだけど、展開直後の衝撃的ドローにはほとんど意味がなく、土地を探すくらいの役目しかこなせない
それ以外は全て、追加の条件を伴い、なんとなくカードを引くということが難しい

条件付き永続、条件付きかつ3T限定、条件付き衝動的ドロー
ぱっと引いてぱっと使う、というのがとにかく苦手
ヤヤは生き残ってさえいれば頼れるんだけど、そもそも-1起動する暇が無かったりもする

《トカシアの歓待》が最も効率がよく、展開後はそれなりにカードを引けるけど、展開時はテンポロスになってしまう
このテンポロスを《怒り狂う戦闘ネズミ》が補ってくれるわけだけど、それにしても1マナのファクトクリーチャーが別途必要だ

3T目のテンポロスを消してくれる
このハツカネズミ、メチャ優秀

また、《トカシアの歓待》を十全に活かすには、4T目以降のヤヤないし《大天使エルズペス》の存在がほぼ不可欠になる
まぁ、歓待が場にある以上、これらのPW陣は即座に処理されがちだ
あとは、《ミレックス》でもあればワンチャンあるかな、くらい

場に残るならメチャ強いんだが

ボロスピア・ナラーのパッケージを突っ込むのは不可能に近い
であれば《イーオスの遍歴の騎士》を入れればいい、ということになるか?
というとそういうわけにもいかない
前述の序盤展開力の弱さが関連することと、このデッキにはクリーチャーがそこまで入っていないことが挙げられる
どうしても、ということになるなら、《魅力的な悪漢》を採用してルーティングする、というくらいになりそうだけど、はっきり言って雀の涙だ

悪漢をルーティングだけに使うというなら、別の手段もあるのだ

ただし、《トカシアの歓待》はこのデッキにとてもマッチしているとも言える
これは、《毅然たる援軍》《忠義の徳目》(出来事)《ミレックス》の採用によるものだ
相手ターンにドローしに行くことができるため、悪い選択肢ではない

相手ターンにもカードを引いていけばリソース勝ちは容易だ
こういう動きを見せると、いきなり《邪悪を打ち砕く》が歓待に飛んでくる

問題は、それらのカードを手に入れるためのドローソースがないこと
そして、メタ上に多く存在する《黙示録、シェオルドレッド》《フェアリーの黒幕》の存在だ
こいつら、相手のドローを咎めてくるせいで迂闊に《トカシアの歓待》が貼れない
少しわかってる相手なら、《トカシアの歓待》は悠然とスルーしてくる
こちらの展開が、自身のアドに繋がることを理解しているからだ
デッキにマッチしている歓待の採用を続けるなら、これらへの対策はもっと重く見る必要がある
…か、あるいはディミーアと当たったら歓待をサイドアウトするかだ
その場合はリソース負けするわけだが

歓待貼ってると、ヤヤ+1で相手はなぜかドローしてライフゲインして、こっちがライフロスする
なんでだ

横展開に弱い

相手の横展開に弱い
この辺はプレイングも絡んでくるのだとは思うのだが

《放浪皇》だけのために、このざまである

自身の横展開から《忠義の徳目》の力を借りて殴りつけたい、というコンセプトも相まって、迂闊にチャンプブロックをしてクリーチャーを減らすことができない
では、ノーガードで殴り合うのかというと、多くの場合、横展開するデッキは警戒持ってたり毎ターンクリーチャー展開してきたり展開するクリーチャーが2/2サイズだったりするので小兵で殴ってられる期間は少ない
そして、横展開してくるデッキよりは展開力が無いのだ

アゾリウス兵士とかね

では、全体除去を撃てばいい…というのが筋なのだけど、なんせこっちも横展開したいのだ
「こちらが横展開できてないけど相手が横展開してる」という状況でなけれ活かせない全体除去を複数枚メイン投入できるか? というと否だ
サイドインする選択肢はあるのかもしれないので、少し考慮する

PW焼きたいかどうかとか、イロイロある
《告別》はこっちの徳目も吹き飛ぶけど、徳目環境とも言えるしお守りにしてもいいかも

ファッティに弱い

《邪悪を打ち砕く》の4枚サイドインで多少は補いはしたが
せっかく白を有しているのに、全体除去を持っていないせいでやっぱりファッティがきつい
1戦目で《偉大なる統一者、アトラクサ》が出てきたらもうお手上げだ

絆魂警戒ってなんだ
あと、ティラナックスとかも高タフネスな上に護法(4)と、割とどうしょうもない

このデッキ、ビートダウンというよりはミッドレンジという趣がある…というか、これ書いていて気が付いたし、ゲームレンジ的にもファッティ対策はメインから必須なのではないか?
という気持ちがむくむくと湧いてきた
サイドにはいくつか入っていることだし、何かしらメインと交換することは考えてみてもイイだろうと思う

この辺りか

フィニッシュまでの道のりが困難

あー、気が付いちゃったか、というお気持ちである
そうなのだ
ビートダウン、とか名乗ってるくせに、実はフィニッシュまでが遠い
そう、さっき気が付いたのだ
このデッキ、ビート寄りのミッドレンジだわ

まぁ、ヤヤ4枚積んでるわけだしな

なんせ、クリーチャーを横展開したところでその多くは速攻を持っているわけでもなく、1ターン待ってから(運が良ければ徳目のカウンターを乗せた上で)しか殴り出せないのだ
《太陽降下》のいいタネにしかならない

なんで5マナなん?
まぁ、自分で使ってる時は恩恵を得ていたので何とも言えんのだが

ボロスピア・ナラーなら、《復興の領事、ピア・ナラー》からの再展開も用意だろうが、こちらはそうもいかない
再展開のためには、まずはPWが残っていることが大前提
その上で、小兵をチマチマと展開していく他ないわけだけど、そのタイミングでは《トカシアの歓待》が残っていないと、そもそもリソースが枯渇していて展開すらままならない

この辺が揃っていればなんとか

強い展開力か、強烈なフィニッシャーか
いずれかが足りていない気がしてならない
中盤までにライフのやりとりしつつ盤面を作って終盤までに盤面作れたらフィニッシュという流れに、追加で勝ち筋を設けたい

ドーン!ってやりたい

…と、書いていて気が付いたけどそもそも『中盤までにライフのやりとりしつつ盤面を作って終盤までに盤面作れたら』の安定感も低いな?
コレが安定していたら、勝率5割弱なんてことはないはずなのだ
まずはそっちをテコ入れすべきなのではないか?
コンセプトが弱いと認めてしまっているようなものじゃないか、コレ

この再現率がそもそも低い
…マリガン選択が悪いんか?

《忠義の徳目》を採用している以上、大前提として盤面に複数のクリーチャーを展開するのが勝ち筋だ
コレを安定させれていないのであれば、そもそもデッキ(かプレイング)がコンセプトに反している
では、どうやってクリーチャーを展開するか

余談ではあるけど、面白そうな組み合わせは見つけた
使えるかどうかは別

デッキ草案

ヤヤ・果敢(草案)

やりたいこと詰め込み過ぎた
70枚もある

…なぜデッキ調整でなく、新しく作ってしまったのだ?
思いついたからだよ!

ひらめいたら仕方ないよね

とはいえ、コアのパーツは変えてない
《トカシアの歓待》《婚礼の発表》《忠義の徳目》、そしてヤヤだ
あと、何気に《稲妻の一撃》も
つまり、2T目《忠義の徳目》(出来事)、3T目《婚礼の発表》、4T目ヤヤ+1、5T目《忠義の徳目》(当事者)というムーブを残せている

当面は、この組み合わせで研究することになりそうか

そしてこれ、トークンの横展開の方法何かないかな、と考えてた時に気が付いたんだけど、《トーテンタンズの歌》と《僧院の導師》の組み合わせが結構悪くないのだ
5マナで《僧院の導師》《トーテンタンズの歌》(X=1)とすると、盤面空からいきなり3/3果敢+2/2果敢+1/1ネズミが速攻で殴りつけれる
5マナ払ってカード2枚使ってコレか、という気持ちにもなるけど、4マナでヤヤプレイから+1、5マナでもヤヤ+1としておけば、4点追加で10点で殴れる
全体除去を食らってからの復帰もことのほか早いし、これイケるんじゃないか?

速攻付与が良い

そして、サブの勝利プランとして、《ウラブラスク》と《勇気の徳目》が入ることで、《偉大なる統一者、アトラクサ》などの絆魂持ちブロッカーを乗り越えて直接本体ダメージで決着をつけることも可能
《ウラブラスク》変身は、何気に相手盤面だけに3点撃てるので、こちらの展開を阻害せずに相手の横展開を咎められるのもよい

夢しかない

《勇気の徳目》→《ウラブラスク》で場に出したら、基本は1マナ余っているので、《火遊び》からデッキトップ3枚見て《トーテンタンズの歌》を引いたら、盤面次第では先制攻撃4点のおまけつきである
《僧院の導師》が生き残っていれば、結構なダメージも期待できるだろう

中々なさそうだけど、↑の流れだと《火遊び》で3点+モンク追加
トーテンタンズで1点+モンク追加
果敢起動2回なんで、ウラブラスク込みで4+4+3+2+1で殴りかかって14点
計18点だ

サイドはまだ触れていないわけだけど、相手によってはクリーチャーを抜いて全体除去を投入し、PWと《忠義の徳目》だけで勝ちに行くこともできる
コレは悪くないぞ?
問題は、70枚デッキなことだけだな!

72/60

今日のまとめ

戦績

なし!
デッキも出来上がらなかった!
でも満足である
もうちょい何とかして、明日からはデッキ回したいなぁ

デイリークエスト

赤白30回

デッキ調整しろと神様が言っている!
やります!


次回はこちら

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