祈ブロ177

今日出張先でお昼を食べようと思って入ったラーメン屋で「熊チャーシュー」というメニューがあり、「熊チャーシュー???」と思いながらも「熊チャーシュー行くか…」と思って店員のおばあちゃんに「熊チャーシューください」と言ったら「……熊チャーシューね」と2秒くらい間を置いて言われてめちゃくちゃ不安になりながらも熊チャーシューが出来上がるのを待ちました。すると10分しないくらいで熊チャーシューがテーブルの上にやってきました。

これが熊チャーシューです。
何かチャーシューがちょっと黒いですよね。
まあ当たり前っちゃ当たり前なんですけど、普通に熊肉のチャーシューでした。

実は自分は小学生くらいの頃に北海道の田舎の祖父の家で熊鍋を食べ、「臭すぎなんだが…」と思って一口で食べるのを辞めたという過去があります。店名に「熊」という字が入っていなかった時点でこの店オリジナルのラーメンという線はほぼ消えていたのですが、「過去の自分を超えたい」という絶対にもっと違う場面で持つべきである謎のチャレンジ精神から熊チャーシューを頼んでしまいました。

肉の色を見た時点で「やっぱり熊肉ですねえ」と思った僕は、「倒す」という気持ちでまずチャーシューを口に運びました。一口食べた感想としては「ん〜、ちょっと臭い(笑)」という感じでした。でも「臭すぎなんだが…」ではなかったので少し安心しました。でも全然まずくはなかったです。人によっては好きな人も絶対いると思います。でも人は選ぶなあというのが正直な感想でした。
しかし店員のおばあちゃんとしては熊チャーシューを商品として提供している以上、お客さんに「ちょい臭(くさ)ラーメンですがよろしいでしょうか」と言う訳にもいかず、葛藤した結果があの「2秒の間」を生んだのだと思います。

もし「自分も熊チャーシューを食べたい!」というチャレンジ精神のある方がいれば是非連絡ください。熊チャーシューのお店、教えます。食べたら感想教えてくださいね。

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