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星守る犬

これちょっと前の漫画だったと思います。
時代を読まない自分を変えない親父と、その親父を中心としてバラバラになって行く家族のお話だったかと。
家族の面倒を全て妻に押し付け、会社でも変われない自分を擁護し、病気になって会社をリストラされる。
そこで妻からも三下り半を突きつけられ、全てを失って車と犬を連れて自分の最後の場所を見つけに出ます。
途中で拾った少年に有り金全部すられたり、なんだかんだと最悪のエンディングのお父さんですが、自らそこに自分を運んで行くのです。

星守る犬とはどうにもならないものに対して、行幸が来ることをひたすら待っている、そんな状態です。

なんか映画になったそうなのですが、知りませんでした。
後続の話も出ていた様です。
現実を見ないで人任せ、流れまかせにすると、こうなるという見本のような気がします。

お話はある程度売れた様で、後続のお話では途中で拾った少年がお金を返しに行く様ですが時すでに遅しです。

私には正直に言って、そんなに感動もしなかったし、反面教師以外の意味は見当たりませんでした。
でも、そんな話が流行るのですね。

中国古典的には、五黄殺というのですが。

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