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舞洲TT E1 優勝

かみたい

機材の話

〜バイク〜
今回のコースは折り返しが何箇所もあり、立ち上がりが超重要だと思って乗り慣れているロードバイクを選択。ホイールはレーシングゼロ一択。DHバーに関しては本当は使用したかったが、今使っているハンドルのクランプ径が25.4mmでシムを噛ませなきゃいけなかったので使用を断念。あとボトルケージは一応外した、0.01秒差とかで優勝を逃さないために。サイコンは外すか迷ったが、パワーが見れた方が良いので付けておくことにした。空気圧はフロント6.2リア6.5でセッティング。そんな感じで完成！

〜ウェア〜
今回1番こだわったのはジャージのフィット感で、TTともなるとジャージの空力性能がタイムにも影響してくる。なので、母親にお願いして袖を縫って少しタイトにしてもらった。超感謝。これが今回の結果にも繋がったと言える。ソックスは一応エアロソックス。シューズカバーはつけようか迷ったが、あまりつけ慣れておらず何があるかわからないのでやめておいた。あとエアロヘルメットはあった方がいいなと思って前日に近くのショップに借りに行ったがシールドだけ行方不明とのことで断念。なのでノーマルのヘルメット、、、そして今回は珍しくゼッケンを8点留めプラス両面テープにしてみた。

レース！！

かなり早めに会場に着き、アップがてら少し会場周辺を走る。しかしどうも調子が悪く、お腹に力が入らない感じでいつも通りのペダリングができない。レース前にかなり不安になる。パワーメーターの数値をみてもいつもより低い感じ。でもレースは無酸素領域の勝負だから調子の良さ悪さなんか関係ないという謎理論で気持ちを落ち着かせる。
今回のTTはスタート台はあるものの支えてくれる人がいないので、クリートキャッチが勝敗を分ける(フラグ)。なのでレース直前にクリートキャッチとスタートする時のギヤを確認。準備万端！

距離:2km
カテゴリー:E1 53人出走 自分は51番スタート
目標:圧倒的優勝
結果:ぎりぎり優勝

スタート台へ登る。スタート３０秒前。なぜかそこまで緊張はなかった。ブザーの音でスタート！スタート台を下っていざ勝負のクリートキャッチ！
あれ？
はまらない
足をぐりぐりうごかしてみる
はまらない
しかたなく脚をとめてクリートキャッチ
やっとはまった
でもこの時点で負けたなと思った。機材を完璧にして、ジャージもわざわざ縫ってもらい、朝からアップしてたのにそれが全て無駄になった気がして悔しくてしょうがなかった。

クリートキャッチ後は焦っててスプリントみたいな感じになってしまい脚を使いすぎてしまう。そしてコーナーを曲がる。コーナーは下ハンでそのあとは上ハンに持ち替える。すでにきつい。そのあとの緩い左コーナーでコーンに突っ込みかけてけっこうタイムロス、、もっとしっかり試走しとけばよかったと思った。追い風区間は若干抑え気味でエアロフォームに集中し、向かい風区間は全力で踏むことを意識。

半分を過ぎたかなというとこでサイコンをみたら経過時間２：００となっていたのであと１分走すればゴールだとわかって気合が入った。本当はコーナー直前まで踏んで、急ブレーキをして、急加速をするのが速いが、コーナーギリギリまで踏む元気はもうなかったので無理せず早めに脚をとめて立ち上がりに集中した。そして最終コーナーを立ち上がってゴール！最後はハンドル投げをした。
すると実況の人が1番時計がどうのこうのと言っているのが聞こえて勝利をほぼ確信した。うれしかったが、勝った実感がなさすぎた。なぜか勝った嬉しさよりもクリートキャッチを失敗した悔しさの方が大きかった。
そして表彰台に上がってやっと勝利を実感した。

２位とはコンマ５秒差だった。一つ一つの細かな準備がなければ負けてたかもしれないと思った。ちゃんと準備しといてよかった。

データ

平均時速：41.6km/h
タイム：2m52s
maxパワー：874w
NP:371w
平均パワー：360w
平均ケイデンス100rpm


立ち上がり600w、巡行420wくらいで、思ったより垂れていなかった。

つぶやき

短めの直線にきついコーナーとテクニカルなコースなので、ディスクブレーキでエアロなロードフレームにTTバイクのハンドル周り、35mmハイトのホイールが1番速いのではないかと思った。
舞洲TTで上位に入った方々のログを舐め回すように隅から隅まで拝見させてもらったが、コーナーは自分が1番速くまわれていたことが分かった。きついコーナーが３箇所あったが、そこを23km/hでまわっている人がほとんどで、速い人でも25km/hだったが、自分はひとつ目は27km/h、２つ目は26km/h,３つ目は25km/hでまわれていた。パワーデータはみんな同じような感じだった。あとログをみていて思ったが、ディスクブレーキのひとはやはりブレーキングのタイミングが遅くて一気に減速させられているなと。そういった点ではディスクブレーキのほうが有利かな。ディスクブレーキほしい。

長くなりましたが最後までありがとうございます！

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