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神セーブ的J1チーム分析

おはようございます、神セーブです。
J1で戦う相手チームの今シーズンはどんなチームなのか、個人的な見解で見ていこうと思います。

X上で各チームのサポーターさんが推しチームの補強・新フォーメーション図などをまとめてくれたサイトがこちらです。
   ↓


コンサドーレ札幌

昨シーズンは12位。
攻撃的なミシャスタイルは健在だ。

主力の多くが退団。
夏に金子拓郎が移籍しており、この冬も小柏・ルーカス フェルナンデス・田中駿太・福森晃斗が移籍。

補強はCFに鈴木武蔵、シャドーに長谷川竜也、右サイドの近藤友喜、WBに高尾瑠、CBに家泉を加えた。

実績のある鈴木武蔵というストライカーを加えたのは昨シーズンのチーム内得点王がシャドーの浅野だったことを考えると大きな補強と言えそう。

攻撃力はプラスだが、福森・田中が抜けた守備はマイナスか。

注目選手:近藤 友喜 選手
横浜FCから加入したパリ五輪世代のスピードあるドリブラー。
札幌で活躍して海外へ飛び立っていけるのか注目です。


鹿島アントラーズ

昨シーズン5位。
今シーズンはポポビッチ新監督を迎えて戦う。
どうやらハイプレス・速い攻撃・ポジショナルプレーを原則としたポジショニングでの攻撃を志向しているようだ。

GKは昨シーズン正GKとしてプレーした早川はいるが、沖が退団、スンテが引退。
山田大樹の復帰・梶川の加入でバックアップ体制は整ったか。

CBは昌子が退団。
チャルシッチが加入と思われたがメディカルチェックで問題があったようで契約ならず。
CBの補強は急務だろう。

右サイドバックの常本が退団。
須貝含め若手の成長にかかっている。

ボランチはピトゥカが退団。
柴崎のコンディションが戻れば心配ないか。

カイキの穴は新加入パレジが埋める。

元々少数精鋭でサブは若手の成長を促進していくクラブなので、鹿島らしい編成ではあるが、主力が負傷した際に若手がどれだけ活躍できるかがポイントになりそう。

未知数ではあるが長身FWのチャヴリッチを獲得。
鈴木優磨の良き相棒になれるか。

注目選手:藤井智也 選手
昨シーズン広島から加入するも、あまり活躍できず。
監督も代わり、広島時代の輝きを取り戻せるか注目です。


浦和レッズ

新監督にヘグモ監督を迎えた。
攻撃力の増強を今シーズンは考えているようだ。
代表クラスの戦力を多く抱え、タレント力はリーグトップクラス。
荻原・明本が海外に行ったLSBには宇賀神・石原で穴埋め。

懸案のCFにはチアゴ・サンタナを獲得。
もうアイツは見たくなかったのに・・・(笑)

戦力的には優勝候補の一角だが、新監督を迎えてチームが機能するのか、
攻撃的なポジションに代表クラスがダブついているので、出場機会のない選手から不満がでないか、
監督のチームマネジメントが順位に関わってきそうだ。

注目選手:安部裕葵 選手
鹿島からバルセロナBへ移籍したが定着できず、浦和に加入したが怪我でほぼ出場できず。
その才能は本物なので復活してほしい選手です。


柏レイソル

昨シーズンに続き井原監督が指揮を執る。

ボランチの椎橋が名古屋に引き抜かれた。
代わりに加入したのは徳島の白井。

右サイドのアタッカーに熊本から島村を獲得。
全体的にタレントが小粒になっている印象。
若手が伸びてこないと苦しそう。

注目選手:島村拓弥 選手
ロアッソ熊本でブレイクしたアタッカー。
スピードがあり、ドリブルからチャンスを作れる選手。
J3今治を戦力外になった男のサクセスストーリーが楽しみだ。


FC東京

クラモフスキー監督が引き続き指揮を執る。

GKはスウォビクが退団。
野澤大志ブランドンに託すようだ。

松木は残ったが、夏の移籍を見据えてか、原川を完全移籍、新潟から高、品田を」レンタルバックさせた。

渡邊が退団したトップ下は鹿島から荒木を補強。

アダの所は遠藤渓太を補強。

小柏はサイド・トップ下・CFのどこでも出来ると思うので、どこで起用されるのか楽しみだ。

注目選手:荒木遼太郎 選手
最近は少なくなったファンタジスタ系の選手。
鹿島で昨シーズンはあまり活躍できずレンタル移籍となった今シーズン、復活なるか、期待したい。


東京ヴェルディ

昨シーズンに引き続き城福監督が指揮を執る。

昇格の立役者、中原が退団。
そのポジションに千葉から見木、京都から山田楓喜を補強。

左サイドバックは加藤がマリノスに引き抜かれ、
代わりに町田から翁長、大宮から袴田を補強した。

FWはガンバからスピードスター山見をレンタル。

注目選手: 山見大登 選手

ガンバからレンタルで加入したスピードスター。
サイドからの突破はヴェルディの大きな武器になりそう。
ヴェルディの得点のキーマンになりそうです。


町田ゼルビア

昨シーズンに引き続き黒田監督が指揮を執る。

昨年の主力では松井が川崎へレンタルバック、
翁長がヴェルディに移籍。
CB藤原もレンタルバックとなった。

ボランチは柴戸、CBには昌子とドレシェビッチが加入。
GKには谷晃生と山口瑠偉を補強。

アタッカーには柏から仙頭、清水のオセフン、韓国のナサンホが加入。
高さとロングスローで攻撃してくるスタイルは継続のようだ。
ロングスロー時に時間がかかる行為は遅延行為を取ってもらいたいですね。

左SBがやや手薄に見えるので、3バックが基本陣形になるかもしれない。

注目選手: 藤尾 翔太 選手
パリ五輪代表候補のFW。
彼も選考で当落線上の選手と言える。
うまい選手から強い選手に成長を遂げた。

今の五輪代表には高さとキープ力のあるFWは少ないため、メンバー入りの可能性は高いと思われるが、FWはやはり得点という結果が求められる。

町田で外国人選手相手にポジション争いに勝ち、結果を出して五輪メンバーに食い込めるか注目です。


川崎フロンターレ

登里・山根・宮代・ダミアン・シミッチなど主力が退団。
昨シーズン8位と上位に食い込めなかったことからも、一つのサイクルの終焉を感じさせた。

ファン ウェルメスケルケン 際、丸山 祐市
山本 悠樹
三浦 颯太、新外国人選手などしっかりと補強はしており、新生川崎フロンターレは注目だ。

注目選手:神田 奏真 選手
静岡学園から加入のストライカー。
ライバルは多いがルーキーイヤーでどこまでやれるか注目です。


横浜F・マリノス

新監督にオーストラリアの英雄、ハリー・キューウェルを迎えた。

主力で退団したのはGKの一森。
代わりに獲得したのはポープ・ウィリアム。
うーん?

天野・山村と実力者を加えたのは戦力アップだろう。
天野がトップ下に入ればCFに西村を起用することも出来そうだ。

ただアンロペのバックアッパーとなりえるCFの獲得は3月までにあるかもしれない。

注目選手:天野 純 選手
久しぶりのJリーグ復帰となる天野。
昨シーズン優勝を逃したマリノスのタイトル奪還のキーマンとなるか注目です。


湘南ベルマーレ

山口智監督が続投。

石原・大橋が退団したが、鈴木雄斗・ルキアンを加えて戦力的にはプラスか。
ハードワークが売りのチームというイメージがあるが、昨シーズンは失点が多かった。
得失点のバランス改善がポイントになりそうだ。

注目選手:ルキアン 選手
昨シーズン途中で大怪我をし、シーズン後半を棒に振ってしまったルキアン。
怪我から完全復活し、ジュビロでともにプレーした鈴木雄斗とホットラインを築けるか注目です。


アルビレックス新潟


松橋監督が続投。
昨シーズンは久しぶりのJ1で10位と昇格チームとしては充分な結果を出した。

高・三戸が移籍。
補強としては甲府から長谷川、鳥栖から小野を獲得。
CFがやや手薄に見えるがどうなるか。

注目選手:長谷川元希 選手
甲府時代から注目していた選手がついにJ1の舞台に。
初のJ1でどれだけ活躍できるか注目です。


ジュビロ磐田

ジュビロはこちらのブログにまとめてありますので割愛。

名古屋グランパス

長谷川健太監督が続投。

中谷・丸山・藤井の主力CB、前田直輝・森下龍矢が移籍。

CBには甲府の井上、福岡の三國を、
左WBはセレッソから山中・山形から小野を、
右サイドには清水から中山を、
ボランチには柏から椎橋を、
前線には京都からパトリック、福岡から山岸を獲得。

マテウス・カストロがいた時は彼を活かしたカウンタースタイルで勝っていたが、永井、ユンカーを軸とした攻撃スタイルは変わらないのか。

個の質はやや下がっている印象。
堅守速攻スタイルで勝点を安定して稼げるのか注目です。

注目選手:山岸祐也 選手
福岡のエースが移籍。
得点の嗅覚、スペースへのランニングが良い選手。
名古屋でも得点を量産できるのか注目です。


京都サンガF.C.

曹貴裁監督が続投。

昨シーズンの主力では井上・木下・パトリックが退団。

清水から鈴木、MFに塚川、FWにトゥーリオを補強。

トゥーリオの実力が未知数だが、どれだけ得点力があるかで順位が左右されそう。

注目選手:原大智 選手
昨夏にアラベスから加入したFW。
才能に疑いはないので、どこまで結果を出せるか注目です。


ガンバ大阪

ポヤトス監督が続投、ヤットさんがコーチ就任。

主力で退団したのはクォンギョンウォン、山本悠樹あたり。

一森、中谷、松田、岸本、鈴木徳真、山田康太、山下とかなり良い補強をした。
各ポジションにスタメンを任せられるクオリティの選手が二人ずついる印象。

昨シーズン低迷したが、今季は上位に食い込めるか。

注目選手:食野亮太郎 選手
かつては海外移籍もして、またガンバから良い選手が出てきたなと思っていましたが、
いつのまにかJ1に戻ってきて、やや低調なパフォーマンスになっています。

1/25に負傷のリリースがありましたが、宇佐美に代わるガンバの攻撃の中心となれるのか注目です。


セレッソ大阪

ヨニッチ、鈴木徳真、山中が退団。

登里、田中駿汰、ルーカスフェルナンデスらを補強。
ここ最近J2などでブレイクした若手を積極的に獲得するが、主力になり切れず放出している印象。

清武・香川らベテラン勢がどこまで活躍できるのか、
若手が突き抜けてくるのか注目です。

注目選手: 田中 駿汰 選手
札幌では右CBが主戦場だったが、本人はボランチをやりたかった様子。
今シーズンオフで複数クラブからオファーがあったようで、注目度は高い。

セレッソの攻守のキーマンになりそうです。


ヴィッセル神戸

バルサ化はやめて180度方向転換、強度重視のサッカーでリーグ初優勝を成し遂げた。
今回の補強も強度重視の傾向。

吉田監督が続投。

CBに岩波、MFに井手口、CFに宮代といった主力級を補強。
層の厚さは相変わらず。
元代表クラスがズラリと並ぶがいずれもベテランの域となる。
ACLとの過密日程をどう乗り切るかが連覇のポイントとなりそうです。

注目選手: 井手口 陽介 選手
昨シーズンは福岡の躍進に大きく貢献。

今シーズンはチャンピオンチームへ移籍。
分厚い選手層の神戸だけに、ポジション争いも熾烈だろう。
その中で活躍することができるのか、注目です。


サンフレッチェ広島

スキッベ監督が続投。

京都からイヨハ、湘南から大橋を獲得。
強度の高いサッカーで昨シーズンは最終的に3位に食い込んだ。

強力な個はいないが全員のアベレージが高く、総合力で勝っている印象。
今シーズンも継続して勝っていけるのか、
やや補強がおとなしいだけにどうなるか、注目です。

注目選手:大橋祐紀 選手
シュートセンスとポジショニングでゴールを量産するストライカー。
広島でも結果を出せるか、注目です。


アビスパ福岡

長谷部監督が続投。
昨シーズン7位、ルヴァンカップ優勝という結果を残し、クラブ史上最高の成績だったのではないだろうか。

九州勢ではやはり大都市である福岡という本拠地の地の利が大きくなってきているように感じる。
ルキアンもジュビロから移籍した理由のひとつに家族の生活面も挙げていた。

昨シーズンの主力だった山岸・井手口、バックアッパーのルキアン・中村駿が退団。

広島からベンカリファ、清水から松岡、鳥栖から岩崎を補強したが、選手層は薄くなった印象。
まだこれから補強があるかもしれない。

堅守速攻スタイルはおそらく継続だろう。
ルヴァンカップを制した勝負強さをリーグ戦でも発揮できるのか注目です。

注目選手:松岡大起 選手
鳥栖でブレイクしたが清水ではあまり活躍できず、パリ五輪代表も当落戦上。
福岡で開幕戦からアピールできれば五輪最終予選メンバー入りも狙える。
九州の地で復活なるか、注目です。


サガン鳥栖

昨シーズンは14位。
川井健太監督が続投。

昨シーズンの主力ではファンソッコ、岩崎、西川が退団。

CBはFC東京からパリ五輪代表候補の木村、
SBに大分の上夷とセレッソの丸橋、2列目のアタッカーにヴェルディで大活躍した中原を獲得。

CFは横浜FCからマルセロ・ヒアンと今治からアラウージョを獲得したが、
両者ともにあまり結果は出していないので不安材料はそこか。

ポジショナルプレーを基盤としたサッカーだが、川井監督はおもしろい戦術をやってくるので今シーズンも楽しみです。

注目選手:中原輝 選手
昨シーズン東京ヴェルディの昇格に大きく貢献。
左足のキックから多くのチャンス、ゴールを生み出すセンス溢れるプレーヤー。

CFに得点力のある選手があまりいない様子なので、彼のチャンスメイクに期待がかかる。


順位予想

1 浦和レッズ
2 ヴィッセル神戸
3 横浜F・マリノス
4 川崎フロンターレ
5 鹿島アントラーズ
6 サンフレッチェ広島
7 セレッソ大阪
8 FC東京
9 名古屋グランパス
10 ジュビロ磐田
11アビスパ福岡
12 ガンバ大阪
13 コンサドーレ札幌
14 湘南ベルマーレ
15 サガン鳥栖
16 京都サンガF.C.
17 アルビレックス新潟
18 町田ゼルビア
19 柏レイソル
20 東京ヴェルディ

優勝は分厚い選手層を持ち、天皇杯出場停止、ACLもない浦和が勝ち取ると予想。

ジュビロは10位予想。
9位から上のチームは資金力的に上で、昨シーズンも上位だったチーム。

11位以下に予想したチームとは互角にやり合えると予想してます。
それらのチームには勝って10位以上を期待したい。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!

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