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小山田圭吾氏について:いじめの「後遺症」は人生を破壊することを知れ

ついに東京五輪は最後までミソをつけ続けたな、という感じですね。私は五輪については徹底的に感情を殺し、論理的に考えようとしてきました。開催に反対する世論が強い中、「擁護」してきたと言っていいでしょう。しかし、これは参りましたね。

私は、基本的に人間は間違いを犯すものだし、反省してやり直すというなら、認めようと思ってます。しかし、「いじめ」というのは、他とは性格が違う問題だと思います。

というのは、いじめは、いじめられた時以上に、その後の後遺症が深刻だというからです。いじめが収まった後に、フラッシュバック、人格が乖離する障害など、後遺症を発症するケースが多いと聞きます。それは、いじめられた本人が一生に渡って苦しむことがあり、その家族の人生をも破壊するのです。

一方、いじめた側は、そんなことを忘れてのうのうと笑って生きている。あまりに理不尽なのです。

小山田氏は、自らいじめたのではなく、アイディアを出しただけというが、読んだら吐き気がするような内容。そんな話を悪びれもせず話してきた。今回こそさすがに謝罪したが、これまで一度も謝罪しなかったという。五輪に起用されたこと以前に、よくこれまで活動が許されてきたものだ。呆れますよ。

今からでもやめさせた方がいいですね。これは森さん、電通の方よりはるかにタチが悪い。世界中のメディアから徹底的に批判される。特に、お隣の国は、この問題にものすごく厳しいのです。日本はいじめを容認する国と、全世界にアピールするようなもんです。

この問題は、反省して謝罪して終わりにできるものではない。直接謝罪したいというが、そのこと自体、被害者に後遺症が悪化するなど悪影響があるかもしれないのだ。すでに今、悪影響が出ているかもしれない。小山田氏はなんとか問題を鎮静化したいだけ。そのことが、余計に他者の人生を破壊することになるのだ。

小山田氏は、そのことを知るべきだ。五輪から撤退するだけでなく、音楽業界から身を引くべきです。

いじめられた側の人生は、いじめた側の一瞬の謝罪なんかでは、取り戻せないのだから。




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