見出し画像

岸田首相が電撃訪問すべきはロシアだった訳、「日本による停戦」の道を探れ

岸田首相がウクライナを電撃訪問した。だが、ゼレンスキー大統領に「必勝しゃもじ」を贈ったという報道を見て、筆者は違和感を覚えた。戦争がこれ以上長引いても、得をするのは米英などの西側諸国だけで、戦地では尊い人命が失われていくからだ。岸田首相はウクライナ紛争の開戦直前にプーチン大統領と電話会談し、情勢についての「懸念」を表明したことがある。当時と状況は変わっているが、紛争解決に向けては、岸田首相がもう一度ロシア側と対話し、停戦の可能性を探ることも有効ではないか。
(立命館大学政策科学部教授 上久保誠人)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?