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コロナ「2類相当か5類か」の論争が不毛な訳、思考停止していないか

岸田文雄首相が、新型コロナウイルスの位置付けを「2類相当」から「5類」に変更する方針を明らかにし、議論を呼んでいる。この点について、筆者はかねて「5類扱いにすべき」だと主張してきたものの、ここにきて「その考えは少し間違っていたかもしれない」と思い直すようになった。既存の類型に無理やり当てはめ、二者択一で議論することに疑念を抱くようになったからだ。では、感染抑止と経済活動を両立するには、どのような方策が適切なのか。筆者の考えを提案したい。
(立命館大学政策科学部教授 上久保誠人)


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