紹介したいnote記事「人は死なない」
ゆーさんの「人は死なない」というエッセイを紹介します。
「死にたくなる事って誰にでもあると思う。私も今まで生きてきて何度かそういう事があったし、子どもの頃は『いざとなれば死ぬという選択肢がある』っていうのを唯一の救いの様に思いながら生きていた」
正に「死ぬ気になれば何でも出来る」って事ですよね。死ぬ事はかなり勇気のいる事です。「そのくらい勇気があるのなら、生きる勇気を持とう」と言う事でしょうね。
「でも、10代の終わりに、実は人は死なないって事に気がついた。その頃、とてつもなく悲しくて、生きているのが辛かった。死ぬにはどうしたら良いだろうと考えた。でもその時なぜか突然、死なんて存在しない。人って死なないんだ。そう感じた」
死ぬ事ばかり考えていたんですね。どうやったら死ねるのかと。それを毎日考えていたら「死なんて存在しない。人って死なない」と感じたそうです。何故でしょうか。
「たとえ体が無くなっても、このつらい気持ちはそのまま残る。むしろ、体が無くなったら、この気持ちを変えていくことも出来ない。どんなにつらくても、体があるから、生きてるから、いつかこの悲しみから抜け出せる」
死なないと言うのは、体は消えても魂は残るという意味なんですね。魂に刻まれた辛い感情は残ってしまうと。だから、死にたくても死ねない、消えたくても消える事は出来ないのだと。
「Life is leela . 生きることを楽しんでみよう」
「意外に人は簡単には死なない」と言うのが私の実感です。中学時代から希死念慮に悩んできた私が、未だに生きているのですから。
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