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紹介したいnote記事「noteを始めてみようと思ったのは、Xでは理髪師の掘った穴が小さかったから」

ゆーさんの「noteを始めてみようと思ったのは、Xでは理髪師の掘った穴が小さかったから」という記事を紹介します。

「X(ツィッター)って理髪師の掘った穴みたいって思った事があった。
誰にも言えないこと、言うほどでもないこと、でもひっそりと誰かに聞いてほしいこと、そういうのをつぶやける穴みたいな場所」

 記事は、この文章で始まります。「X(ツィッター)って理髪師の掘った穴みたい」の意味がわからなくて、ずっとスルーしていたのですが、先ほど意味がわかりました。

でも、どうして理髪師なのでしょうか?

noteを始めてみようと思ったのは、Xでは理髪師の掘った穴が小さかったから|ゆー

 この質問に、ゆーさんが答えています。

王様の耳はロバの耳ー!です

noteを始めてみようと思ったのは、Xでは理髪師の掘った穴が小さかったから|ゆー

 最初、この答えを読んでもピンと来ませんでした。「王様の耳はロバの耳」で調べてみますと、Wikipediaに次のような記載がありました。

王様の耳はロバの耳(おうさまのみみはろばのみみ)は、ギリシア神話に登場するフリギアミダスの物語。

あらすじ

詳細は「ミダース」を参照

昔、竪琴の神と笛の神がどっちの音が素晴らしいかで争っていた。その審査をした神たちは竪琴の音が素晴らしかったと言ったが、王は「自分の耳には笛の音がよく響いた」と言う。そのことに怒った竪琴の神は、王の耳をロバの耳に変えてしまい、このことに恥ずかしくなった王は頭巾を被って耳を隠すようになる。

だが、床屋に髪を切ってもらうことになった時、王の耳がロバの耳であることを知ってしまった床屋は、王に口止めをされた苦しさのために、森の中ののちかくに掘った穴の底に向かって「王様の耳はロバの耳」と叫ぶ。数日後、穴を塞いだあとに生えた葦がその言葉を言うようになる。それを聞いた王は床屋が言いふらしたと思って激怒するが、床屋から事情を聞いて家来に調べさせた結果、葦が言っていることを知ると恥ずかしくなって床屋を釈放し、ロバの耳を晒して生きるようになった。

王様の耳はロバの耳 - Wikipedia

「王の耳がロバの耳であることを知ってしまった床屋は、王に口止めをされた苦しさのために、森の中の葦のちかくに掘った穴の底に向かって「王様の耳はロバの耳」と叫ぶ」

 これが「X(ツィッター)って理髪師の掘った穴みたい」という比喩が使われた理由でした。

 X(ツィッター)は「どうしても黙っていられないからつぶやく」ためのものですよね。ゆーさんも、自分の中にある「表現したいもの」を今まで呟いてこられたのでしょう。

 そしてnoteに出会い、もっと長い文章を発表したくなったと言う事です。

「小さい頃からノートに言葉を書くのが好きだった。何か書くことで、自分の気持ちを外に出せた。たとえ誰にも読まれることがなくても。今は、SNSという物ができて、ひょっとしたら誰かに読んでもらえるかも、という世界になった。なんだか、ステキな世界」

 もやもやした感情を吐き出す事で心が楽になります。そして誰かがその思いに共感してくれると、更に心が嬉しくなります。

 X(ツィッター)の場合はいろいろな人が混在しています。文章を書く事に慣れている人ばかりではありません。そして、スマホで手軽に発信出来る事から「考えもなしに感情的に」投稿してしまう人も少なくありません。

 それに比べてnoteの場合は、文章に慣れている人がほとんどです。そして感情のまま投稿するというより、ちょっと冷静に考えながら書く事が出来ます。

 noteの皆さんは、優しく好意的な態度で接してこられる方ばかりですから、私も「ステキな世界」だなと思っています。



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