2021/09/27「魔女の娘」冬月いろり著読書感想
書店の本棚に表紙が見えるように立てかけられて陳列されていて、衝動買いしたものです。
といっても、メディアワークス文庫だから買ったというのもありますけど。電撃イラスト大賞のために、ってことですね。
小説を読むときはいつもそうなのですが、序盤はなかなかノってこなかったですが、読み終わる頃には楽しー!ってなってました。
個人的に魔法使い、というのが好きで。
たぶん著者は女性なのだと思いますけど、男性描写が少女漫画に出てくる男性像に近い感じがしました。想像したのは「ときめきトゥナイト」ですかね。
でもイヤな感じはしませんでした。個人的には好きです。
男性の書いたライトノベルだと男性が恋愛に奥手(にぶい)、っていうのが定番みたいですけど、自分はその表現があまり好きでなくて。
読んでいてそういうのに出合うと、「またか」ってなってしまいます。
それならいっそ恋愛感情をあまり描かないで欲しいと思ってしまうんですよね。
自分は得意でないくせに、っては思うのですが…。
なんとなくハリポタから影響受けているのかな、という感じもしましたが、新しい物語に出合えて嬉しいです。
この先続編を読みたいですね。楽しみです。