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生落花生・ゆで落花生

近所の野菜の無人販売所に生落花生が売っていたので、買ってみました。

農家さんが今朝取ったばかり。

子供の頃、父が趣味の家庭菜園で落花生を作っており、夏の終わりから秋のはじめの時期になると、土のついた落花生を畑からとってきては庭の水道で土を落とし、大鍋でゆでてくれたのを思い出します。
塩のきいたほっくり食感の豆がおいしくて、「食べ過ぎると鼻血がでるぞ」「ニキビができるぞ」なんて言われながら、むさぼり食べていましたね。
(ちなみに、落花生を食べて鼻血が出たことはありません。ニキビは・・・わかりません。落花生は脂質が多いので、昔の人は食べ過ぎるとエネルギー過多になると考えていたようです)

さて、このゆで落花生、子供の頃から当たり前に食べていましたが、全国的な食べ方ではないと聞いたことがあります。
落花生といえば、乾燥させたものが一般的で、ゆでて食べるのは千葉と静岡ぐらいとか。(私は静岡出身です)
となると、他の地域の人は生落花生をどうやって食べているんだろうと、レシピを調べたことがあるのですが、やっぱりゆで方が多く出てきたので、どうなんでしょう?
そもそも、生落花生は傷みやすいし、お店で買うとそれなりの値段がするので、家庭料理の食材としてはあまり使われないのかもと思ってみたり。。。

実はこのnoteを書きながら、落花生を鍋で30~40分ほどゆでておりまして、部屋にはくつくつという鍋の音と落花生の良いにおいがしていました。
茹で上がりましたので、最後に写真を載せます。
召し上がれ~。

いい具合に茹で上がりました!
全体的に大ぶりの落花生でしたが、中には実が”みるい”ものもありました。
”みるい”とは静岡弁で「若い」「育ち切れていない」という意味です。
みるいゆで落花生は柔らくて塩気が強めにきくので、これはこれでおいしいです。


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