【海外旅行】帰国後に発症した病気も海外旅行保険の保障対象となる!ことがある
海外旅行してますか?コロナ明けということで旅行に出かける方も多いと思います。
ところで保険、もちろん入っていますよね?
私は心配性なので海外に行く際は必ず保険に入ります。
保険の保障内容を見ていると「こんなこと起きないでしょ」とかもしれませんが、そういう万が一の時の心の安心材料になるので入っておく方が良いと思っています。
とはいえ今までの海外旅行計10回の中で、保険を請求したことはありませんでした。
今回は先日のベトナムへの旅行で保険を請求することになった事例について書きます。
なぜ書くかというと「あっこういう軽い事例でも保障してくれるんだ」と思ったからです。事例としては海外旅行者なら比較的起きやすいと思うんですが、誰にもこの請求ケースを聞いたことがなかったので意外と知らない人もいるのではないかと思いました。
何が起きたか
風邪を引きました。
「えっそれだけ?」って思った方もいるでしょう。それだけです。コロナやインフルエンザのような感染症ではなく、日本でたまに引くのと同じ程度の風邪です。
ベトナムから帰国後の翌日に症状が出たので、旅行中に誰かからうつった可能性が高いと思いました。
本当に請求できるのか
できます。正確には私が入っていた保険では、できました。
私が入っていたのは、SBI損保の海外旅行保険です。この保険では以下のように書かれていました。
意外と知らない人もいるんじゃないでしょうか。
これはSBI損保の例ですが、他の会社の保険内容も見た感じ、帰国後発症でも保障してくれることは多そうです。
ただ、会社によって帰国後何時間以内なのかが異なります。
「体調悪い気がするけどほっとけば治るかな」と数日放っておくと、保険の適用期間を過ぎてしまいます。
もちろん、本当に数日ほっとけば問題ない程度のこともありますし、病院に診療に行くこと自体が高いハードルの方もいるので絶対すぐ行ったほうが良いとは言わないです。
ですが長引きそうでれば早めに行った方が、安心もできるし保険で保障もされるので良いと思います。
いくら保証されたのか
私の場合は、2回病院の診療を受けました。そしてそれぞれの診療で薬の処方箋をもらいました。
合計4,000円程度です。
領収書は計4枚。請求をした2日後にはもう支払いが完了したという連絡が来ました。爆速。
領収書は請求の際に必要になるので捨てずに取っておく必要があります。病院によっては領収書は一度しか発行してくれないので、注意です。
保険の保障内容を見ていると、クレジットカードの付帯保険でも大抵数百万円とめちゃくちゃ大きい額なので、こんな少額請求できるのかと一瞬思うかもしれませんが、こんなに使ってなくても請求できます。
当たり前っちゃ当たり前なのですが。
今回の例から学んだ保険の選び方
帰国後に風邪を引くなんていかにもありそうなケースだったので、今後保険を選ぶ際は以下に注意しようと思いました。
疾病治療費の補償額
疾病治療費は帰国後の発症も含むか
帰国後何時間以内だったら対象になるか
ちなみにあくまでこれは今回の例から学んだことであって、他にもっと深刻なケースはあると思います。
美術館にある展示物壊しちゃったとか、インフルやコロナ、肝炎にかかったとか、倒れて救急車に運ばれたとか。今回はたったの4,000円ぽっちですが、もっと高額請求が発生することも全然あると思って選んだ方が良いと思います。
ちなみにわざわざ海外保険に改めて入らなくても、クレジットカードで航空券代を払っていたりして付帯保険に加入している場合があると思います。
保障内容によってはその付帯保険で十分な場合もあると思います。そういったケースでも、旅行前に改めて保障内容をちゃんと確認しておくことをお勧めします。
ちなみに私はごく普通のレベルのクレジットカードしか持ってません。その場合だと、付帯保険だけでは保障範囲が狭いかつ補償額が少ないと感じました。なので毎回別途専用の海外旅行保険に加入しています。
まとめ
帰国後に普通の風邪を引いた、という大変軽い症状での請求ケースですが、意外と保障対象になると認識している人は少ないんじゃないかと思い、この記事を書いてみました。
最初にも書いた通り、私は比較的心配性なので保険は絶対入る派です。今までも心の安心材料として入っていてよかったと思っているんですが、今回実際に請求をしたことでそれが実感できました。
この記事が誰かのお役に立てば幸いです。
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