【ポケモンSVシリーズ2最終551位】壁セグレイブクエスパトラ軸
こんにちは。カミルレです。
この記事はポケモンSVランクマッチシリーズ2(2023/1/6~2/1)で最終551位を達成した際の構築記事です。
レンタルもありますがシーズン2はレギュレーションが変わるので予告なく消します。
TN:アイコ 最終551位
コンセプト
カイリューに強めな積みアタッカーで殴り勝つ。
構築経緯
前期を振り返り、カイリュー、特にカイリュー+サーフゴーの並びが増えると予想し、カイリューが重くならないように構築を組むようにした。
型の多いカイリューは対応するのが大変なので構築単位でメタることにした。
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壁下で竜舞したセグレイブがカイリューサーフゴーの並びに広く対応でき、通りが良さそうなので最速電気テラスタル竜舞セグレイブを軸に構築を考えた。
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同じ型のセグレイブと壁展開を使用した前期の構築記事からこちらの記事を参考にパーティを組むことにした
ポケモン SV S1 最終184位 壁ランクアップリレーパーティー|Ryusei|note
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レンタルパーティで回したところ使い勝手の良かった壁貼りドラパルト+セグレイブ+クエスパトラの並びを決定
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この3体できつそうなすりぬけドラパルトに対して抗え、スイーパー役としても強く汎用性の高いドドゲザンとミミッキュを採用。
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セグレイブが呼ぶ浮いている鋼タイプやバンバドロに対して強くて起点にでき、イルカマン系統にも強いWロトムを採用。
以下個体紹介
〇セグレイブ
セグレイブ@イカサマダイス/熱交換/電気テラス
氷柱針/地震/テラバースト/竜の舞
191(4)-197(252)-112-x(↓)-106-152(252↑)
《調整》
サーフゴーやミラーに強く出れるよう最速AS振り
《概要》
最速ASぶっぱにすることで1舞でスカーフサーフゴーを上から地震でワンパンできる。
電気テラスは氷+地面+電気の技範囲も魅力だが、積みエースの弱点となる状態異常をラムの実なしでも火傷と麻痺を回避できるのが優秀だった。
何を持たせても強いポケモンではあるが、この構築では自信を持って氷柱針を打ちたいという理由からイカサマダイスを持たせた。主な役割対象であるカイリューに対して有効だったので正しい選択だった。
また、素の耐久も高く無振りでもたいていの攻撃技なら耐える。
壁が切れた後でも低火力なポケモンの前ならテラスタルを盾にして積むことも多々あった。
〇ドラパルト
ドラパルト@光の粘土/呪われボディ/ノーマルテラス
シャドーボール/リフレクター/光の壁/呪い
178-112(↓)-95-120-113(142)-213(252↑)
《調整》
HD:壁無しで臆病サーフゴーのシャドーボール確定耐え。呪い2回で退場できるようにHPは偶数
《技の採用経緯》
S:ミラーと準速サーフゴー意識で最速
《概要》
このルール最強の壁貼り役。
ドラパルト特有の型の多さのおかげで、初手ドラゴン対面で相手が勝手にテラスタルじゃんけんで自滅してくれた。こっちは壁を貼っているだけなのに戦局が有利になるのが楽だった。
立ち回りは相手の先発次第で壁を貼り、2ターン目は相手を見て削り優先で呪いを打つか壁をもう一枚貼るか決めていた。
壁2枚貼ったあとで呪い読み兼ターン稼ぎでサーフゴーに引かれることがあったのと、デカヌチャンの風船を割りたかったので1ウエポンはシャドーボールにした。
・のろわれボディの強み
裏のセグレイブやクエスパトラと弱点が被っていて一見補完が取れてないので微妙に思えるかもしれない。しかし、ドラパルトを倒そうとした相手に対してのろわれボディが発動することで裏のセグレイブやクエスパトラへの打点がなく、そのまま積んでeasy winとなる試合が多かった。
こだわりアイテム持ちが依然として多いのも活躍の要因であった。
こだわり状態になった相手が金縛り状態になった時に使う悪あがきからしか得られない栄養素は存在する。
運は絡むが壁とは別の形で起点を作れるのが強かった。
間違いなくセグレイブとクエスパトラを通すうえで最適な壁貼り役だった。
〇クエスパトラ
クエスパトラ@食べ残し/加速/格闘テラス
アシストパワー/テラバースト/瞑想/身代わり
193(180)-58(↓)-122(244↑)-122(4)-86(44)-130(36)
《調整》
H:16n+1残飯の効率最大
S:+1で最速マスカーニャ抜き
※前期のベルンさんの記事を参考にさせていただいた。
《概要》
無対策の相手にはこのポケモン1匹で3タテできるポテンシャルがあった。
セグレイブの苦手な天然ポケモンに対抗できるポケモンとして採用し、受けループもこのポケモンを通す前提で立ち回るプランを立てた。
HBに厚く振ることで加速したクエスパトラを倒そうとする先制技持ちに強く出せるのが強かった。
ルミナスコリジョン型ではなくアシパ型の理由は
・呼ぶ隠密マント持ちに強い
・全抜きのポテンシャルがある
等がある。
加速でアシストパワーの火力がどんどん上がっていくのは使っていて楽しかった。
〇ドドゲザン
ドドゲザン@メンタルハーブ/総大将/悪テラス
ドゲザン/アイアンヘッド/剣の舞/不意打ち
188(100)-205(252↑)-140-x(↓)-105-90(156)
《調整》
H:余り
A:最大
S:甘えたS60族を抜くぐらいのSライン
《概要》
諸説枠だった。
スイーパー役と重いドラパルトやアンコール持ちの前で剣舞して勝ちを狙う役割を持たせるためにメンタルハーブ持ちで編成に入れた。
ドドゲザンの数値自体は優秀なのだが、あまりしっくりこなかった。
ミラーへの打点がないのでけたぐりを入れたり、天然を対応する枠がクエスパトラのみで負担が大きかったのでハサミギロチンを搭載した方のほうがよかったかもしれないが、構築としてうまくまとまらずに結局この型のまま進んだ。
〇ミミッキュ
ミミッキュ@命の珠/化けの皮/格闘テラス
じゃれつく/ドレインパンチ/影打ち/剣の舞
131(4)-156(252↑)-100‐x(↓)-125-148(252)
《調整》
準速ASぶっぱ
《概要》
ドラパルトに強く相手の積みエースのストッパー兼フィニッシャーとして採用した。同じ理由で採用したドドゲザンより多く出した。
ステロを撒かれようが壁を切らした後に出そうが本体の性能に影響しないのが本当に強かった。
昔よりもマークが厳しくなく、化けの皮をクッションにして雑に扱っても強かった。
〇Wロトム
Wロトム@オボンの実/浮遊/悪テラス
10万ボルト/ハイドロポンプ/悪の波動/悪巧み
157(252)-63(↓)-128(4)-172(252↑)-127-106
《調整》
HCぶっぱ
《概要》
補完で入ってきたWロトム。壁の有無にかかわらずオボンが効果的に発動して使い勝手は良かった。
ドラパルトに負けず劣らずの深読みを相手にさせてくれるポケモンであり、あまり想定されていない悪巧みによって数多のポケモンを火力で押し切る強さがあった。
サブウエポンとしてゴースト勢の打点として悪の波動を採用した。テラバーストに頼らない汎用打点として強かった。
カイリュー意識でゴーストテラスでも面白かったかもしれない。
選出
《基本選出》
初手ドラパルト@2
ドラパルトで壁を貼って通っている2体で積んで勝ちに行く。
セグレイブとクエスパトラの通りが良さそうなら積極的に出しに行き、この2体を同時選出の際はテラスタルは通ってる方に使った。
《カバルドンorバンバドロ入り》
初手Wロトム+ドラパルト@1
欠伸や吹き飛ばしはされない前提で初手から悪だくみを積み1体以上倒す。
その後裏から壁ドラパルトを展開して通っているポケモンで倒しに行く。
実際はバンバドロが初手から来ることはあまりなかった。(なんなら選出されてないときもあった。)
きついポケモンと並び
・悪テラスタル持ちの天然
誰も倒せないので負け。3回ぐらい当たった。
・ステロ+HBドラゴンテールカイリュー
たいてい1舞した後のセグレイブのつららばりを耐えてドラゴンテールしてくる。
この型は火力がないので壁下でクエスパトラの身代わりがドラゴンテールを耐えて積むかミミッキュ後出ししか勝ち筋がない。
なんで構築単位でカイリューメタったのにカイリューに負けてるんですかね・・・
・スカーフ鋼サザンドラ
実はしんどいが一度も当たらなかった。受けを崩す系のサザンドラが流行っていたようで助かった。
・マスカーニャ
壁貫通のトリックフラワーとはたき落とすが辛かったのであまり相手にしたくはなかったが、だいたい初手に出てくるのでめんどくさかった。
スカーフだとわかったらちゃんとセグレイブやクエスパトラのSは確保するように立ちまわった。
構築単位で薄く見ていたのである程度はしょうがない。
・炎ロトム+ミミッキュの並び
選出段階で軸のセグレイブとクエスパトラが通しづらくてやりづらかった。
ロトムを何とか削ってセグレイブの一貫を作りにいくのを意識した。
・サーフゴーに化けてきた鉢巻ゾロアーク
初手ドラパルト対面でリフレクターが貼れなくて後続の打ち合いでそのまま負けた。
反省
[構築上の反省]
・軸である壁ドラパルト+竜舞セグレイブ+クエスパトラの選択は良かった。
・ドドゲザンとミミッキュの役割範囲が被っていてまとまりが悪くなった。結局ドドゲザンのベストな型がわからないままだったので改良の余地あり。
[シーズンを過ごす上での反省]
・この時間はランクマ潜るという時間を設けれたおかげで対戦数を重ねられた。
・シーズン序盤は前期の構築をいろいろ触って学び、後半はそれを生かすという1ヶ月を通しての立ち回りが生きた。
・サブロムでも潜るべきだった。
所感
良いときは100位台まで上がっていたので構築のポテンシャルは高かった。
SV環境で積み構築を扱うなら通りの良い積みアタッカーがいるかと天然対策ができているかが鍵だと分かったので今後に生かしたい。
レンタルパーティのおかげでいろんな構築に触れた経験値が生きたので、これからもいろんなパーティを使ってみることから始めていきたい。
終盤に3桁圏内に入った際に目標の3桁確定してるから潜りたくはないけど楽しいから潜りたいという状況があったので、今後はサブロムでも潜ることを検討したい。(でもサブロムで未だにデリバード幽閉してるからオンラインにしたくない)(テラピース緩和アプデあくしろよ)
自身の目標であった3桁を達成できてよかったです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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