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【The Guardian】Philippines local police chief killed by fighting cockerel

『Philippines local police chief killed by fighting cockerel』
担当:托鉢

【日本語概要】
 フィリピンのとある街のお巡りさんが、違法闘鶏が身に着けていたカミソリによって脚の動脈を切り、出血過多で亡くなった。
 事件はサマール島の北部、マドゥガン村で発生した。新型コロナウイルスの感染拡大につながるとして取り締まりが強化されていた、違法闘鶏の集会でのことだった。闘鶏を捕まえようとした警察の1人をカミソリが襲った。仲間によって止血が試みられたが、間違った箇所に止血処置をしたかもしれない、と州知事による会見で述べられた。警察は参加者のうち3人を逮捕、残りの3人を追うとともに、7羽の闘鶏、1組のガフ(カミソリなど闘鶏の装備?)、550ペソ(8ポンド、日本円で1,080円ほど)の現金を押収した。
 オンチュアン州知事は「私たちの検疫規則が彼を犠牲にした」と述べた。闘鶏は人気のあるスポーツそしてギャンブルであるが、多くは違法で実施されている。また、現在は新型コロナウイルスの封じ込め政策の一環として、このようなイベント自体が禁止となっている。フィリピンでは375,000人以上の感染者が出ており、東南アジアでは2番目に多い7,114人が少なくとも亡くなっている。

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