ハロメンゆかりのグルメ(3)気仙沼 カネト水産 海の市 あさひ鮨
漁港のある街には新鮮な魚をふんだんに使った料理を供してくれるお店がたくさんあります。当たり前だろうと思われるかもしれませんが、あれはなかなか大変なのだと言います。ひとつは地元で獲れても豊洲などといった中央卸売市場へ直送することが多いこと。もうひとつはお店で提供するものがおかしなものであった場合、地元の人には一発でバレてしまい、見向きもされなくなってしまうからです。
数年前に南三陸気仙沼に観光に行きました。美味しい日本酒や珍しいマンボウの酢味噌和えなどもいただいて楽しい旅でしたが、旅の最大の目的は、我らがアンジュルムの佐々木莉佳子ちゃんが生まれ育った地がどういう所なのかをこの目で見たかったからです。
仙台駅から高速バスで2,3時間かけ、歩いて市街地を抜けると潮の香りがしてきます。もう少し歩くと、見えてきます。気仙沼海の市です。
ここでは新鮮な魚を扱うお店やお土産、食事処、珍しいサメの博物館などもあり、またこの建物自体も震災後建て替えられたのですが、震災と復興について学べるようにもなっています。
さて、1階のフードスペースに入ってみると、ありました。カネト水産さんです。
この日は暑かったのでまずはビールを1杯、そして店内をぐるりと見まわすと、ありました。佐々木莉佳子ちゃんのサインやグッズが並んでいます。
というのも、このお店を経営されているのが、莉佳子ちゃんのお父様で水産会社もなさっている方なのです。
さっそくなぶら丼を注文してみます。
間違いなくおいしいです。冷凍じゃこのぷりぷり感は出ません。大きなえびがドーンと乗っています。莉佳子ちゃんが上京したらお魚がいまいちで寂しかったと言っていましたが、そりゃそうなります。だんちです。
ちなみに先述のマンボウの酢味噌は2階の回転ずしのお店でいただけます。回転ずしといっても直接持ってきてくださるスタイルで、やはり魚市場の真上にあるだけあって新鮮なネタをいただけます。
さて、莉佳子ちゃんと気仙沼を繋ぐうえで外すことができないのが、あさひ鮨さんです。
莉佳子ちゃんが幼少の頃から家族で通っていたお鮨屋さん。ここの大将は震災後地元アイドルグループで頑張る莉佳子ちゃんをずっと応援していました。NHKでも放映されていましたが、今でも東京で頑張っている莉佳子ちゃんを見られて嬉しいとおっしゃっておられました。
こちらは仙台駅ビルにも支店があり、わたしはそちらに伺いました。仙台にもハロメンに関わりのあるグルメが多くあるので、そちらはまた別記事でご紹介したいと思います。基本的にはうかがったことがあるお店だけをご紹介しますので、このお店もハロメンが行ってたよ美味しかったよという情報がありましたら、こっそり教えてください(こっそりでなくていいです 笑)
語彙が乏しくて申し訳ないんですが、こちらもほんとにぷりぷり。ああ東北の方は美味しいものに恵まれてるのだなあ…と羨みながら海老の皮をむいたりしたのでした。
あまりこの件については書きたくはありませんでしたが、特に南三陸は東日本大震災で甚大な被害を被りました。莉佳子ちゃんも家を失い、長引く避難所生活でふさぎ込んでしまっていましたが、アイドル活動をすることで元気を取り戻し、宇宙一のアイドルになる!と宣言してアンジュルムに加入し、今ではCanCamモデルとして雑誌を飾り、アンンジュルムのダンス番長として自身の好きな大輪のひまわりのようにみんなを照らしています。
そんな莉佳子ちゃんを育んだ街気仙沼、ぜひ行かれてみて下さい!
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