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「急がば書け」 『書く瞑想』で発見した、達成欲の新たな満たし方

ストレングスファインダーと「達成欲」の資質

ストレングスファインダーをご存じですか?
ストレングスファインダーは、ギャラップ社が開発した個人の強みを診断するツールです。トム・ラス著「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0」を購入するとテストが受けられます。

簡易版では、34の資質から個人の上位5つの強みを特定します。その中の一つ、「達成欲」は、目標を立て、それを達成することに強い喜びを感じる資質です。タスクを完了させることに大きな満足を覚え、常に生産的であることを求める傾向があります。

そして「書く瞑想」は、私のような「達成欲」が上位にでてくる人にこそおすすめしたい一冊です。本書で紹介されているデイリージャーナルは、プラスとマイナスの感情に着目し、その背景や理由を15分かけて書き綴るものです。

本との出会いと実践の始まり

実は、この本との出会いには興味深い経緯があります。半年以上前、著者の古川武史さんのVOICY(インターネットラジオ)を愛聴していた私は、本の存在を知りネットで購入しました。しかし、なぜか読み進められず、本棚で眠ったままになっていました。そして最近、家の整理中にふとこの本に手が伸び、一気に読了したのです。今がまさに読むべきタイミングだったのかもしれません。

最初は、生産性の高い朝の貴重な15分をデイリージャーナルに使うのはもったいないと思っていました。しかし、実際に始めてみると、その効果に驚かされました。わずか10日ほどで、ジャーナルを書いた日としなかった日では、こなせるタスクの量に明らかな違いが出てきたのです。

予想外の効果と今後の展望

ストレングス・ファインダーで「達成欲」が最上位の私にとって、この変化は大きな喜びでした。感情に向き合うことで仕事の効率が上がるというのは、正直予想外でしたが、まさに「急がば回れ」を体感しています。

本書では、デイリージャーナルの他にもマンスリーやクォーターのジャーナルも紹介されていますが、私はまずデイリージャーナルの習慣化に焦点を当てています。

毎日の小さな積み重ねが、大きな変化をもたらす―そんな実感が得られる本書は、効率と成果を追求する方々にこそ、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。

最後までご覧くださり、ありがとうございました。 また、遊びにいらしてください!