切ったよ 豆まきと立春
今回は節分と立春の切り絵を作りました。
豆を手にしているのは薬師如来をイメージした神様です。
普段、薬師如来が手にしているのは「薬壺(やっこ)」ですがこのコロナ禍、
病気治癒と災難除去を願って豆を手にしていただきました。
「まめまき」を漢字で見ると
「豆撒き(鬼やらい)」
「豆蒔き(畑に豆をまく)」
と意味の違った言葉になります。
二月二日の豆撒きで災難を取り払えますように。
二月三日の立春で蒔いた豆が新たな芽を伸ばし、そのパワーを分けてもらえますように。
昔、薬は「薬草」の字の通り植物の力を分けてもらって作っていました。
ですので今回は薬師如来のイメージです。蓮華座には(梅の形をした可愛い小皿です)豆まき用の入り大豆を盛り、その上に鎮座いただきました。
希望の新芽息吹く春が早く迎えられますように。