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できるわけがないと、4回だけ言っていい

#仕事のポリシー

「やれることがあるのに、自分のやることじゃないからやらない」って思うことが、あると思うんです。
これ、良くないと思うんです。

例えば、公共のトイレを使ったとき、トイレットペーパーがない時あると思うんです。
で、ふと見上げると、ストックは並んでたりすることがあります。

これ、よくないと思うんです。

手を伸ばしてトイレットペーパーをとり、トイレットペーパーホルダーにセットし直す。

これ、できると思うんです。

でも、
面倒くさいから、見て見ぬふりしちゃうと思うんです。

「あそこのトイレは紙が切れてた」
と、文句まで言いたくもなると思うんです。

これ、よくないと思うんです。

暗い暗いと、不平不満を言うよりも、進んで灯りを灯しましょう。

かのマザーテレサの言葉だそうです。

「できることはやろう」って言うのもそうなんですが、
人は誰しも、「できないことをやれるようになるから成長するんだ」ということでして。

わたし、「大事なことは漫画から教わった」んですが、漫画、ジョジョの奇妙な冒険に、こんなセリフがあります。

ジョジョの奇妙な冒険・スティール ボール ランより一部引用
ジョジョの奇妙な冒険、スティール ボール ランより一部引用


作中で、主人公たちが窮地に追い込まれた際に、主人公に対し、師匠が秘伝の奥義を伝授するために放った一言で、
4回「できるわけがない」というまで、最終奥義は伝授されないというものです。

この後、主人公は、当然ながら簡単には奥義を習得できず、「できるわけがない」と4回(カウントされないものを入れるとそれ以上)言うことになり、
しかし、その試練を乗り越えて、見事に奥義を習得して、窮地を乗り越えていくことになります。

物語の中でも、そのテンションが最高に高まる屈指の名シーンであったりしますので、未読の方はぜひ読んでみてください。

このシーンで大事なのは、その内容が、

「できなくても諦めるな!」

とか

「もっと自分を追い込め!」

ではないということです。

「4回だけ言っていい」

なのです。

このセリフをチョイスしたことについての、真意のほどは確かではありませんが、

私には「3回の失敗くらいみんなするぞ」「泣き言も言っていいぞ」というメッセージに聞こえました。

やる前から、「できるわけがない」と、思うこともあると思います。
やってみて、「ほらやっぱりできなかった」と思うこともあると思います。

失敗するし、そう思ったなら言っていいんだと。

できるわけがないようなことに、何度もチャレンジする前提で、取り組むんだと。

先日、いいだけ酒を飲んで、寝ようかというタイミングで、ふとYouTubeを見たら、
ファーストテイクでサンボマスターが流れており

自分のこれまでの人生で、心が折れそうになったとき、幾度となく助けられた歌でして。

そうそう、自分の仕事のポリシーって、結局のところ、「やるんだ!」っていう「気持ち」なんだなー。

諦めないでどんなときも
君ならできるんだどんなことも!

改めて思ったと、いうところです。

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