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こんにちは二眼レフ ~後編~

3年ほど前に
友人がC330を買ったとき。
1ミリも興味を持てていなかった。

〇〇の視度補正が、、、
△△のレンズが、、、

そんな話もあったかもしれない

今回何がきっかけかわからないが、
マミヤの二眼レフに興味がでたのだ。

前回の続

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なぜGX680のスクリーンを用立てたかというと
安かったからである。

昔はPENTAX67用だったりMAMIYA RB用のスクリーンを加工するのが流行ったこともあったが、今や高級品である。
おいそれと素人工事の犠牲にするわけにはいかない。

今回の改造にあたって
 ・工作マット
 ・プライヤー(折る作業用)
 ・ガラスカッター
 ・プラカッター
 ・金属定規

やり方については割愛する。
「ガラスの切り方」「アクリル板の切り方」等
調べて参照して欲しい。

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上々である。
元のものより格段に明るくなった。
ピントも許容範囲だと思う。やってよかった。

ファインダーのはなし

ついていたPORROFLEXは日本光学製(現ニコン)の正像ファインダー。

当時、ニコンとマミヤにはOEM関係があったようで、
ニコンがマミヤ用のファインダーを造っていたかと思うと、
ニコンの大衆向け一眼レフの初期型ニコレックスは、
マミヤが製造していた。

ポロフレックスなのでプリズムではなく
ミラーの反射によるものである。
軽いが暗いのが欠点。

ついていたものも残念ながら状態はあまり良くなく、
覗いてみてもお世辞にも見えやすいとは言えなかった。
(分解して清掃してみたが、設置面のガラスが失われており、
鏡面に線傷が数本。謎の塗料か接着剤のあとは取ることはできなかった。)

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やはりウエストレベルファインダーであろうと。
うぬは探さねばならぬと。
これは天命である。

だが単品で出てくることは極々まれ。
不要不急の外出自粛の影響で
都内のありとあらゆる中古カメラ屋さんは
臨時休業となっている。

とはいえC3の中古を探すと、
そもそも論、ジャンクのC3を直す意味が失われてしまう。
蛇腹がビリビリに破れたC3のジャンクが見つかるまで、
待つことにした。

レンズのはなし

購入したカメラにはレンズがついていなかった。
つまり穴が空いていた。
空いた穴は塞がねばならない病である私は
治療薬をメルカリに求めた。

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結果すごく希少なものが手に入った。
マミヤと言えばセコールであるが
このレンズはコミナーとなっている。

そもそもセコールの由来は
レンズとシャッターを作っていた世田谷工場を別会社として登記。
その世田谷光機でつくられたレンズであるのが始まり。その社名から来ているといわれている。

ではこのコミナーとはなんなのか。
日東光学というメーカー製のレンズでコミナー(Kominar)というレンズがあり、まさにそこからのOEMである可能性。
ダブルネームというべきか、
マミヤC型としては社外から仕入れた唯一のレンズであり。
調べると探している人のブログも散見され。
偶然にも希少なものが手に入ったと喜んでいる。ニヤニヤ。

続く?

述べたように、まだ見つかっていない。
完成していない。
ひとまずウエストレベルファインダー(ピントフード)が見つかったら
追記しようとおもってはいる。


最後にマミヤCシリーズは「ダイアンアーバス」の愛機であった。

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それだけで十分に興味を持って良いカメラだとおもう。


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