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一瞬で出せる推しへのフラスタ(祝花)【フラスタの出し方】
推しへフラスタを贈りたい!
最近ちょいちょいライブなどでも出せるようになってきたフラスタ(祝花)。華やかでいいですよね。
今回は、フラスタを出したい気持ちのお役に立ちたいと思いましたので、簡単な出し方を書いてみました。
私は何者か
某ジャンルを中心にイラストパネルを使ったフラスタを6回くらい出したことがあります。楽屋花も経験あり。イラスト担当のみも数回。普段は同人誌を作るオタクです。
フラスタの出し方RTA
フラスタは、
・出す相手と場所がはっきりしていて
(公式のレギュレーションの確認)
・手配を受けてくれるお花屋さんに注文ができれば出せます。(そうでなければ普通のお店のオープンなどに気軽に出せないので)(ライブ前のクソ忙しいであろう時期に公式に問い合わせるのは避けましょう)
今回は、お花だけの華やかスタンド(スタンド花)やバルーンとお花を組み合わせたものをフラスタと呼びます。
パネルの使用や、お花の手配、お金のことについては
このあとをご覧ください。
注意
※レギュレーションが発表されるのはイベント前になってからが多いです。そのため、「出せる(出す)」と仮定して進めておくことが多いでしょう。感染症流行前のオタクがみんなRTAをやっていたわけではなく、「当たり前に出せるから」先に用意していたわけです。
事例:イラストパネルを使ったフラスタ
よく見かける、イラストを真ん中などに設置したフラスタは、3つの工程に分かれています。
1.イラストの手配
2.お花の手配(協賛者をつのる)
3.(お花屋さんによる納入+スタンドの回収)
時系列は(通常出せることを前提として)このような形が多い印象です。
ライブの公開〜3ヶ月 企画立案
協賛者様あて声掛け開始
ついぷら開設
※誰が絵を描くか気にする人もいます
〜3ヶ月 イラスト発注
※お絵かき人は早めに声をかけてもらえることを望んでいます。そんなすぐに絵は出来ません。
同時並行でお花の手配(あれば先方と相談)人気のあるお花屋さんは受付枠がいっぱいになることもあります。
〜出来れば1か月前
イラスト締め切り→(レギュ確認)→入稿→お花屋さん宛送付(持参して打ち合わせる人もいる)
※公式のレギュ確認※
〜確認後、出来れば2週間前
(ご時世的にギリギリの時もあります)
※公式のレギュレーションを確認しなければ、お花の納入がいつか、スタンドの回収がいつか分かりません。絶対に勝手に送りつけてはいけません。
入金
→告知、納入確認(お写真を送ってもらいましょう)
→当日楽しむ
パネルが多少早く出来るためのポイント
・イラストを頼む相手をよく知った相手にする
・描くのが早い相手に声をかける
・文字だけでも思いは伝わるので名前だけのパネルにする
・お花屋さんのサービスの札を利用する
※大体名前やおめでとうなどの一言コメントを入れられます。参加者様のお名前はスペース的に厳しいので、「ファン一同」などになるでしょう
・(自分で描く)
パネルを印刷したい
・プリンターで印刷する
・パネルを印刷してくれるところに入稿する
私が利用しているのはプリオさん。
https://www.oleshop.net/
「等身大パネル」の注文で、形をある程度切り抜いてくれるオプションがついています。発送がめちゃめちゃ早いので予定が立てやすい(中1日くらい)
おすすめは耐水紙のラミネート加工あり。綺麗にみえます。
お花屋さんを探すとき
・ネットの検索で「フラスタ ○○(ライブ会場名)」で検索して探す
・ついぷらで過去のフラスタ企画のお花屋さんを探してみる
・(経験者に聞く→どうしてそこを選んだのかを知るため)
などがおすすめです。
お花のデザインが分からない
・何よりも出してみたいと思った君は素敵なので自信を持って欲しい
・ツイッターでフラスタと検索して、どんなものがあるか見てみましょう。ざっくりとイメージを持ってみましょう。
・現在はフラスタの写真と大体の値段を記載しているお花屋さんも多いです。問い合わせないと分からないところは避けるのも手です。
・メニュー画面を見ながら「色は変更できるなら何色にする?」とか「パネルはこの辺が良いかな?」と想像すると楽しいです。
・お花屋さんに予算とイメージカラーとパネルの一や枚数といった、ざっくりとしたイメージを伝えるというのもありです。
・(描ける人はデザインを描いて、お花屋さんと相談するのもよいでしょう)
お花の値段・パネルの値段
・生のお花>バルーン になりがちです。
ぱっと見豪華にしたい時はバルーンを有効活用しましょう。想像しているのとお値段は結構違います。フラスタの値段とかわかんないですよね。
お花には「この色はあんまり自然にない」というのがあります。例えば赤や黄色はフラスタで使えるお花が沢山ありますが、青や黒などはむずかしい、というのは感覚的に伝わりますでしょうか。
珍しいお花ほど値段が上がります。旬のお花は比較的安いとか。
パネルの値段は大きいサイズにするよりも細かくする方がかかります。簡単にWEBで見積もりが出せますので、一度試してみてください。
絵師様宛お礼についてはかなり幅があると思われます。
お目当ての絵師様にイラスト概要とサイズ、納期をお知らせし、お見積もりをお願いしましょう。
人を募るとき
少人数であれば個人的な連絡で良いでしょう。SNSを通じて大々的に人を募る場合は、ついぷらにページを立てて「参加する」を自主的に押してもらうことで意思を確認するのをおすすめします。
ツイッターでの告知はどれだけやっても皆に届くことはありえません。いっぱいやりましょう。
お金について
お花を出すにあたり、「一口○○円」といった記載のある企画をご覧になったことがあるかもしれません。
協賛や参加、カンパなどといったかたちです。ついぷらでの参加と、送金が揃うことで、手続きが完了するというイメージです。
一口がどれくらいのお値段が多いかは、ツイプラでフラスタ企画を検索するのが一番分かりやすいでしょう。
感覚としては500~1500円くらいのレンジが多いイメージです。
単純計算で1000円で30人が協賛してくれると3万円になりますので、自分が出したいお花の規模とのバランスを考えて決めても良いでしょう。
想定より参加してくれる人が増えたら、お花をボリュームアップすることでの対応をおすすめします。
人数を集めることは目標ではありません。一緒に気持ちを届ける仲間を募って、皆で推しにお花に気持ちを乗せて届けるのが目標です。
必ず、終わったら終始の報告をしましょう。
なあなあにするとお金の問題はすぐ揉めます。
お金の集金方法
はっきり言ってお金を集めるというのは手間ひまもかかりますし、口座などの個人情報を開示するのも少し怖い…ご時世的にお金を集めたものの出せそうにない、などのトラブルが発生する可能性があります。
(最近では、別の貸しスペースを借りてフラスタを展示する、フラスタは作成して写真だけ贈る、といったやり方もあるようです)
個人的な感覚としては、何はともあれ一番もめるのがお金の扱いなので、細心の注意を払って取り組みましょう。お花は入金しないと発送してもらえないのが基本です。
方法としては下記のいずれかが多い印象です。
・現地手渡し
・銀行振り込み
・ペイペイやメルペイなどの送金
・パスマートやPeatixなどの個人でチケットを取り扱えるサイトに登録し、チケットを購入してもらう
※クレカ払いやコンビニ払いの仲介をしてもらえます。ただし受け取る側的には手数料がかかるので、1000円のチケットでも800円…といった計算になります。
他にもフラスタ専用クラウドファンディングサイトなどがあります。手数料を抑えつつ、如何に確実に手続きが出来るかがポイントになるでしょう。(手続きの時間がない時は自分で全額負担するというのも、出来なくはないです)
もし返金が発生したら
あらかじめ記載しておくのもよいでしょう。
・手数料発起人持ち
・手数料参加者持ち
のどちらかはとても重要です。※前述のチケットサイトでは、クレカ払いは無料返金などの対応もあります。
以下気になりそうな点
打ち合わせに出向く必要はあるか。
必ずしも必要ではありません。私は電話とメールでやり取りしています。
パネルの持ち込み方法は
印刷所から直接お花屋さんに送ってもらいましょう。
持って行くついでに打ち合わせする方法もあります。
ぬいぐるみなどの小物をつけられるか
お店によりますが、返ってこないものとして想定してください。本当に大切でなくなっては困るものはやめましょう。
心ない人が持ち帰ったり、運ぶ際に落ちてしまうなど、トラブルの元になります。
推しから返事は来るか
ジャンルによりますが、来ないことの方が多かったです。そもそも、レスをもらうために贈るつもりならもっと他のやり方があると思いますよ。
実際どれくらいRTAできたか
ご時世柄、出せると思ってなかったイベントのレギュが四日前に突如公開(お花の納入日は3日後)、12時間で人を募りパネルの制作→発注とお花の手配をしました。
パネルは即日印刷発送、2日前にお花屋さんに到着でした。お金を集めている時間がなかった。私の中で贈らないという選択肢はなかったんです…ありがたや…
よく分からないことまだある
Twitterなどでご相談ください。
分かる範囲でお返事させていただきます。
ご覧いただきありがとうございました。
よい推し活を!
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