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一瞬で出せる推しへのフラスタ(祝花)【フラスタの出し方】2024秋版

推しへフラスタを贈りたい!


今回は、フラスタを出したい気持ちのお役に立ちたいと思いましたので、簡単な出し方を書いてみました。

私は何者か
某ジャンルを中心にイラストパネルを使ったフラスタを二桁回くらい出したことがあります。楽屋花も経験あり。イラスト担当のみも二桁回。普段は同人誌を作るオタクです。

フラスタの出し方RTA

フラスタは、

出す相手と場所がはっきりしていて
公式のレギュレーションの確認

手配を受けてくれるお花屋さんに注文ができれば出せます。(そうでなければ普通のお店のオープンなどに気軽に出せないので)​(ライブ前のクソ忙しいであろう時期に公式に問い合わせるのは避けましょう)​

今回は、お花だけの華やかスタンド(スタンド花)やバルーンとお花を組み合わせたものをフラスタと呼びます。

パネルの使用や、お花の手配、お金のことについては
このあとをご覧ください。

注意

※レギュレーションが発表されるのはイベント前になってからが多いです。(1週間前のところもあります)
そのため、「出せる(出す)」と仮定して進めておくことが多いでしょう。​感染症流行前のオタクがみんなRTAをやっていたわけではなく、「当たり前に出せるから」先に用意していたわけです。​

フラスタの前提(お金まわりはきっちりと)

下記をご覧ください。出したい、という気持ちがあれば、お金に関しては大きく3パターンになります。
集金にまつわる細かい話題は最後の方にもつけておきます。

お金はきっちりしないとガチで揉めます

①自分1人でお金を出して、フラスタを出す。
迷わず進んでください。下記の事例を確認してください。

②お金を集める(自力で)
ついぷらなどを利用して参加者(協賛者)を集める方式です。手数料がかからない代わりに手間ひまがかかります。
→下記の「お金の集金方法」を参照

③お金を集める(サイトを使う)
最近増えてきたやりかたです。ミンサカなどのクラウドファンディングサイト(お花を協賛するために決済まで申込と受付が簡単にできる)で、協賛者様へお知らせを送ったり、進捗の共有ができます。
ミンサカでお花を申し込むと手数料はかかりません。(他で注文する場合、手数料は10%かかります。その分自由度は高いです)が、お金のやり取りのストレスがほぼゼロになりますので、気が楽です。

ミンサカの使い方は、企画を申請する→ちょっとした審査を先方で行い、募集開始となります。
使い方などは聞いていただければお知らせできますのでお気軽におっしゃってください。

以前ミンサカを使用して企画したフラスタのページを貼っておきます。収支報告もございますので、ご参考まで。


一瞬で出せる!事例:イラストパネルを使ったフラスタ

では、実際に一瞬で出してみましょう!

よく見かける、イラストを真ん中などに設置したフラスタは、3つの工程に分かれています。

1.イラストの手配
2.お花の手配(協賛者をつのる)
3.(お花屋さんによる納入+スタンドの回収)

1番早いやり方

自分の名前と出したい相手の名前を、お花屋さんの立て札に印刷してもらってお花を送ります。
がんばれば1日で出せます。

2番目に早いやり方

A4サイズのイラストを用意し、お花屋さんに規定範囲内のパネルの印刷をしてもらいます。お花をその場で申し込み、お金を振り込みます。
2日で出せます。

いわゆるオタクイベント的なフラスタの出し方

時系列は(通常出せることを前提として)このような形が多い印象です。

ライブの公開〜3ヶ月 企画立案(人による)

・(ミンサカに申請)協賛者様あて声掛け開始
・(ついぷら開設)
※誰が絵を描くか気にする人もいます

〜3ヶ月 イラスト発注
※​お絵かき人は早めに声をかけてもらえることを望んでいます。​​そんなすぐに絵は出来ません。※人による

同時並行でお花の手配(あれば先方と相談)​。人気のあるお花屋さんは受付枠がいっぱいになることもあります。
小物をつけたい場合はとりまとめて最初に相談しましょう。​

〜出来れば1か月前
イラスト締め切り→​(レギュ確認)→​入稿→お花屋さん宛送付(持参して打ち合わせる人もいる)
※公式のレギュ確認※

〜確認後、出来れば2週間前
(ギリギリの時もあります)
※公式のレギュレーションを確認しなければ、お花の納入がいつか、スタンドの回収がいつか分かりません。絶対に勝手に送りつけてはいけません。
最近は高さ制限がめっっっちゃ厳しいとお花屋さんからよく聞きます。180センチ上限(ジャンルによる)が多いので、厳守のこと。

入金
→告知、納入確認​(お写真を送ってもらいましょう)​
→当日楽しむ

パネルが多少早く出来るためのポイント

・イラストを頼む相手をよく知った相手にする
・描くのが早い相手に声をかける
・文字だけでも思いは伝わるので名前だけのパネルにする
・お花屋さんのサービスの札を利用する
※大体名前やおめでとうなどの一言コメントを入れられます。参加者様のお名前はスペース的に厳しいので、「ファン一同」などになるでしょう
・(自分で描く)

パネルを印刷したい

・プリンターで印刷する
・お花屋さんで、A4程度は印刷してくれるところがある。
・パネルを印刷してくれるところに入稿する

私が利用しているのはプリオさん。
https://www.oleshop.net/

「等身大パネル」の注文で、形をある程度切り抜いてくれるオプションがついています。発送がめちゃめちゃ早いので予定が立てやすい(中1日くらい)
おすすめは耐水紙のラミネート加工あり。綺麗にみえます。

お花屋さんを探すとき

・ネットの検索で「フラスタ ○○(ライブ会場名)」で検索して探す
・ミンサカでお花屋さんを探してもらう。
・ついぷらで過去のフラスタ企画のお花屋さんを探してみる
・(経験者に聞く→どうしてそこを選んだのかを知るため)

などがおすすめです。

お花のデザインが分からない

・何よりも出してみたいと思った君は素敵なので自信を持って欲しい

・ツイッターでフラスタと検索して、どんなものがあるか見てみましょう。ざっくりとイメージを持ってみましょう。

・現在はフラスタの写真と大体の値段を記載しているお花屋さんも多いです。問い合わせないと分からないところは避けるのも手です。

・メニュー画面を見ながら「色は変更できるなら何色にする?」とか「パネルはこの辺が良いかな?」と想像すると楽しいです。

・お花屋さんに予算とイメージカラーとパネルの一や枚数といった、ざっくりとしたイメージを伝えるというのもありです。

・(描ける人はデザインを描いて、お花屋さんと相談するのもよいでしょう)

個人的に便利だなと思うのは、はなしごとさんのフラスタテンプレです。サイズ感が把握しやすいです。

https://87shigoto.com/flower/designsheet/


お花の値段・パネルの値段

・生のお花>バルーン になりがちです。

ぱっと見豪華にしたい時はバルーンを有効活用しましょう。想像しているのとお値段は結構違います。フラスタの値段とかわかんないですよね。

お花には「この色はあんまり自然にない」というのがあります。例えば赤や黄色はフラスタで使えるお花が沢山ありますが、青や黒などはむずかしい、というのは感覚的に伝わりますでしょうか。
珍しいお花ほど値段が上がります。旬のお花は比較的安いとか。

パネルの値段は大きいサイズにするのも結構あれですが、細かくする方も点数が増える分かかります。簡単にWEBで見積もりが出せますので、一度試してみてください。

絵師様宛お礼についてはかなり幅があると思われます。
お目当ての絵師様にイラスト概要とサイズ、納期をお知らせし、お見積もりをお願いしましょう。

人を募るとき
少人数であれば個人的な連絡で良いでしょう。SNSを通じて大々的に人を募る場合は、ついぷらにページを立てて「参加する」を自主的に押してもらうことで意思を確認するのをおすすめします。
ミンサカで人を募るときなど、X(ツイッター)での告知はどれだけやっても皆に届くことはありえません。いっぱいやりましょう。公式の画像を使ったりは絶対にしないこと。

お金について

お花を出すにあたり、「一口○○円」といった記載のある企画をご覧になったことがあるかもしれません。

協賛や参加、カンパなどといったかたちです。ミンサカやついぷらでは、参加の申込と、送金が揃うことで、手続きが完了するというイメージです。
一口がどれくらいのお値段が多いかは、ミンサカやツイプラで同ジャンルのフラスタ企画を検索するのが一番分かりやすいでしょう。
感覚としては500~1500円くらいのレンジが多いイメージです。

単純計算で1000円で30人が協賛してくれると3万円になりますので、自分が出したいお花の規模とのバランスを考えて決めても良いでしょう。

想定より参加してくれる人が増えたら、お花をボリュームアップすることでの対応をおすすめします。

人数を集めることは目標ではありません。一緒に気持ちを届ける仲間を募って、皆で推しにお花に気持ちを乗せて届けるのが目標です。

必ず、終わったら終始の報告をしましょう。
なあなあにするとお金の問題はすぐ揉めます。

お金の集金方法

はっきり言ってお金を集めるというのは手間ひまもかかりますし、口座などの個人情報を開示するのも少し怖い…ご時世的にお金を集めたものの出せそうにない、などのトラブルが発生する可能性が、感染症の頃にはありました。

個人的な感覚としては、何はともあれ一番もめるのがお金の扱いなので、細心の注意を払って取り組みましょう。お花は入金しないと発送してもらえないのが基本です。

自分で集める場合、方法としては下記のいずれかが多い印象です。
・現地手渡し
・銀行振り込み
・ペイペイやメルペイなどの送金

お金のやり取りを請け負ってくれるミンサカがおすすめです。各種支払い方法にも対応してくれます。
※ミンサカは協賛者様から預かったお金が戻ってくるのが1ヶ月後になります。それはちょっと…という場合はミンサカにお花屋さんを探してもらうと、一時的に負担する額が減ります。(集まった分を支払いに充てることが出来る)


以下気になりそうな点


・打ち合わせに出向く必要はあるか。
必ずしも必要ではありません。私は電話とメールでやり取りしています。

・パネルの持ち込み方法は
印刷所から直接お花屋さんに送ってもらいましょう。
持って行くついでに打ち合わせする方法もあります。

・ぬいぐるみなどの小物をつけられるか
お店によりますが、返ってこなくても泣かないもので想定してください。本当に大切でなくなっては困るものはやめましょう。
心ない人が持ち帰ったり、運ぶ際に落ちてしまうなど、トラブルの元になります。パネルは送り返してくれるところもあります。聞いてみましょう。

・推しから返事は来るか(写真などは公開されるか)
ジャンルによりますが、来ないことの方が多かったです。そもそも、認知やレスをもらうために贈るつもりならもっと他のやり方があると思いますよ。

・実際どれくらいRTAできたか
ご時世柄、出せると思ってなかったイベントのレギュが四日前に突如公開(お花の納入日は3日後)、12時間で人を募りパネルの制作→発注とお花の手配をしました。
パネルは即日印刷発送、2日前にお花屋さんに到着でした。

・よく分からないことまだある
Twitterなどでご相談ください。
分かる範囲でお返事させていただきます。


ご覧いただきありがとうございました。

よい推し活を!


2022年版






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