減点しない
どうやったらリピートするか?
というよりも
どうなったら離反するか?
と考えたほうが結果としてリピートが増えることはよくある話。
人は基本的にネガティブで、そのネガティブに対して注意を払ったほうが良いと思っている。
例えば、店舗に入った瞬間のスリッパが綺麗だからといってそれがリピートに繋がるだろうか?
おそらくほとんど関係ないだろう。
けれど、入った瞬間のスリッパがクソ散らかっていたらどうだろうか?
最初から嫌な印象
↓
それで施術を受ける
↓
いい反応が出ない
↓
はい、離反
といったことは全然あると思う。
トイレが汚いとか、ゴミ箱にゴミが溜まっているとか全部同じ。
人はネガティブだからネガティブに反応する。
小さなことでグチグチ悩み続けるタイプや人の嫌なところばかりに目がいく人なんてその典型例だろう。
でもそんな人はたくさんいるし、そんな人がお客さんとして来ることだって全然めずらしくない。
ってことだけでも考えて日頃から気をつけておいたら、それなりに減点は防げる。
そう、減点を防ぐということがまぁまぁ大事になってくる。
みんなそれなりに現場経験があって、実績もあって、能力も低くないのだから(人による)普通にやったら普通に点数は取れるはず。
でも、取れないということは無駄な減点が多いのだと思う。
これはよく言う話だけど「あなたは〇〇だから雑魚です」と言われた時に
「は?」「雑魚とか言われる筋合いねーし!」みたいにすぐに反応する人がいる。
いや、そうじゃなくてもっと〇〇の部分を客観的に感情を極力抜きにして見てみなさいよ。そうしたら「あー、自分って雑魚かも」と思えることは山程あるでしょう。
その足りない部分を知ることが減点部分を知ることに繋がって、そこを修正したら結局は点数に繋がる。
「お前、スリッパの整理すらできないってマジで終わってるな!!!」と言われたら、終わっているんです。
それはスリッパを片付けられないというよりも、そこに気づく力がないという意味で終わっているんです。
そう言われたら納得する人もそれなりにいると思う。
もう一度言うけれど、人はネガティブで小さなことを気にする。だからいかに気にさせないかがポイントになる。
普通のことを普通にやればそれなりに点数は取れる。
もし、やっているつもりで点数が低いのなら、他者に評価してもらったほうがいい。
スリッパが汚いことに気づくきっかけになるだろう。
僕ももっと安定したリピート率になるように減点を減らす。