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②頭蓋の縫合面がたわむことが知られていないのに歯を並べ替える、天然歯を削ることの危険。学ばない事の怖さ、良かれと思ってした治療で大変なことに!

現代医療では頭蓋骨は一つの塊であるという認識で動かないという事になっています。このことが様々な不定愁訴の原因であるかと感じます。

実は最近では縫合面はたわめることがわかってきました。でも、ごく一部の先生しか理解していないようです。理由は、信じられない!!です。

生まれてくるときから 成人時迄には頭の形は決まる!となっているようですが、成長とともに頭も大きくなりますね。ひと固まりで大きくなると思いますか?

噛む力だったり、顎の力、生活習慣など、様々な要素の元、骨格は成長します。首がうまい具合に動けるよう、鎖骨やそのほかの関節などとバランスをとって成長していくのです。それと共に歯の生え変わりがあり、顎も頭蓋も育ちますね。側頭骨の縫合面など首との連携により、変わってくるのではないでしょうか?

幼少時なら手首の関節や骨もまだ出来上がってないといいます。

マッサージ師なら頭の膨張具合が日々変わる事、普通にわかりますし、素人でも頭をしょっちゅう触っていると大きくなったり小さくなることを体験します。

頭蓋の中には様々な神経や自律神経、バランスや運動神経など司っているものが多く詰まっています。

頭蓋の縫合面が筋肉や筋膜の引っ張り合いや首の傾斜、下顎などの動きによって左右差があると歪んで血流やリンパ,体液の流れが悪くなり脳骨髄液の流れが乱れたり体調が悪くなるんですね。

歯を並べ替えるという事は、成長段階で作り上げてきたすべての繋がり具合を変えてしまうというリスクがあります。逆に体の様々な不定愁訴がなくなるといった大きなメリットも得られる可能性があることもありますが、骨格をいじる大きなリスクがあるという事です。

歯科矯正の先生で、このことをよく知らないで歯並びだけを重視する先生がいます。その結果、鼻から下が長く変貌したり、頬骨が出てしたり、頚部とのつながりがおかしくなって腰を痛めたりということもあります。体の骨は筋肉が付着しておりクロスしてバランスをとっている箇所があり、顎がまっすぐ開閉できなくなると、足の使い方までもが変わるということが実際にあるんです。

歯は石ではなく生きているんです。削ってかぶせるというように健康な歯を安易にけずるのは本当にやめていただきたいと思います。

削れば削るほど歯の寿命が短くなることはわかっているはずなので、容易に削られないように、天然歯を削って合わせないで!と伝えましょう。

ですがそれを快く思わない歯医者さんは実に多いです。



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