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noteがきっかけで画材を買い足して、ちょっと決意する

徐々に頻度を上げたいと思っているのだが、最低でも月一度はnoteに絵をアップするのを目標にしている。

とはいえ15年のブランクという壁は、なかなか分厚くて、かつ高い。
私が絵を描かなくなったのはトラウマが大きく関与しているので、実は絵を描く作業はかなりしんどかったりする。
描きながら、悶々と自分の中に渦巻く、鮮やかすぎるぐらい凶暴な感情に呆然としている。

−−『描けなくなった』が正確だったんだな、と描くたびに実感する。
時々、感情に完全に飲み込まれて、手を止めるからだ。

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けれど、ようやく先日アップしたマフィンの絵で踏ん切りがついて、画材のコピックチャオを36色買い足した
(コピックチャオは作画用の油彩ペンで、私のイラストはこれで着彩している)。
手持ちだった色と合わせて、コピックチャオの全色を揃えた格好になる。

マフィンの絵は、久々に、楽しいお絵描きだった。
もう昔習ったセオリーとか全部無視して、自分の好き勝手な手順で描いた。
トラウマの表出がなかったわけじゃないけれど、絵のリハビリを始めて以降、一番メンタル的に楽に描けた。

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noteを始めてよかったな、と思うのは、絵を描く動機になったことだ。
noteはクリエイターを励ますシステムが充実しているし、noterさんたちが優しいのにびっくりした。
いつも、スキを頂くたび、「どうやってこのnoteの街の隅っこの記事にたどり着いたんだろう?」と不思議になる。
レスポンスがこんなに励みになるんだと、初めて知った。

あと、スキしたnoteが他の人にもわかるって、めっちゃいいと思う。
自分が好きなnoterさんのスキした記事を見て、知らなかったnoterさんの素敵noteに出会えるのがすごく好き。
そうやって、noterさん達から刺激をもらっている。
頑張ろうって思える。

たぶんnoteをやっていなかったら、私は今、全く絵を描かない生活をしていたはずだ。
リハビリの模写から先に進んでいなかったのは、間違いない。
苦しみながらも描けているのは、あたたかく見てくれる人がいてくれたからだし、いろんな人のnoteを見て励まされるからで、本当に感謝している。

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描かなくても生きることはできるけれど、自分を取り戻すために、これからもnoteの街の片隅で表現をしていきたい。
今回買い足した、新しい色と一緒に。

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