見出し画像

[無料部分で大体分かる]効率的なヘアケア系ストレートパーマ解説とお客様への提案例

今回の記事ではシンプルなのに上質な成分だからこそしっかりと効かせられる効率的なヘアケア要素のあるストレートをお伝えしていきます。

=======================


文字より動画でケアストレートパーマ解説を見たいなら

こちらの動画をごらんください(^^)

踏み込んだお話はこのnote、サロンワークでのご提案方法で模索中の美容師さんは動画を見終わってから目次から【お客様にヘアケアストレートパーマを上手にご提案出来ない方へ】へジャンプしても良いと思います😊

このnoteでは少しだけ端折ってお伝えしてしまう可能性があります。笑

【使用アイテム】

ソニルCA-S
リケラ3Dリノベーター
三種混合原液
ワクワクNEOミスト
リケラエマルジョン
リケラミスト
特トリ
デトラ

今回はここらへんを使用してケアストレートパーマをしていきました😌

あれば色んな使い方はできますが最初から全て揃えるより何か1つでもあれば使ってみたり、興味のあるものから導入してその他はあるアイテムで代用してみてもアリかと思います。

ケアストレートパーマをチョイスした理由

今回のお客様の髪の特徴を簡単に表すと

・ふわっとした広がりを抑えたい
・濡れた時に分かりやすいうねり
・濡れてる時絡まりが生じた
・ハイダメージではない
・柔らかい髪質

という状態です。

ヘアケアのみで補修アプローチすると、手触りや乾燥での広がり&絡まりは抑えられます。
しかし、濡れてる時のうねりや表面の毛羽立ちは難しいです。

ストレートパーマのみでは逆になります。

そこでどちらのバランスもとれたヘアケア系のストレートパーマでアプローチしていくことをオススメいたしました。

ケアストレートパーマのプロセスと前処理の理由

前処理で
三種混合原液+neoミスト(1:4)
リケラエマルジョン
特トリ(毛先のダメージ乾燥部)

の施術をしました。

前処理の大きな意義は

・髪のコンディションを均一にする
・浸透圧での髪本来の栄養の流出を抑える

です。

注意点は前処理や薬剤塗布の際、美容師の手で髪を傷めないように扱っていきたいですね。

濡れてる髪ではなおさら摩擦でキューティクルが剥がれたりしますので丁寧に塗布しましょう。


よく聞くケラチン、CMC等を髪に満たしていくのですが、質やクオリティを求めるならケラチンの質やCMCの質にこだわると良いかと思います。


【三種混合+ワクワクneoミスト】
三種混合原液には大きさの異なるケラチンPPT、コラーゲンPPT、シルクPPTが入っておりダメージの穴を効率良く埋めてくれます。

そしてこの中のケラチンPPTがメーカーさんが特許を取得している独自のケラチンで、ヘアスタイルを作るのに大切なS-S結合にしっかりと繋がりあって髪に留まってくれる唯一のケラチンPPTなんです。

リトルサイエンティストは数種類こういったケラチンを作っているのですが、他では作れない専門的なものなんだそうです。

だから大好きリトルサイエンティスト!


…はいっ。笑

そのPPTを運ぶレールのような路を作ってくれるのがワクワクneoミスト。

これをミックスすることでシンプルなのに本格的にPPTを誘導することができます✨


【リケラエマルジョン】

リケラエマルジョンにも三種混合とは少し違うリトルサイエンティスト独自の上質なケラチンが配合されているのですが、今回注目すべきはCMCという脂質のクオリティです。

髪の中の脂質は水を通りやすくする部分と油分の部分のCMCがキレイに配列されています。

それがダメージを受けると無くなったりグチャグチャに荒れ果てたりしてしまいます。


そこにアプローチ出来るのがリケラエマルジョン!

リケラエマルジョンはただ脂質を入れるわけではなく髪本来のベストな配列でCMCを補修するスペックを持っています。

1度でも使用したことがある方は分かると思いますが、塗布した瞬間から髪がトゥルンってしますよね?
あれです。笑


こういった風にただ塗布するのではなく、補修する成分のクオリティがシンプルで効果を引き出す大切なポイントです。

【特トリ】

特トリはずっしり重めな濃厚な脂質です。
ササッと塗布するとベタッとしやすいので、
「タッピングして中に優しく浸透するイメージ」で
塗布します。

そうするとベタつきや重さはなく負担の大きめな部  分にも自然な風合いのまままとめてくれます。

キューティクルの合間にあるCMCではなくコルテックスの間のCMCとしての働きがメインであるとイメージしてください。

薬液CA-Sとリノベーターについての特徴

CA-Sはアルカリのストレート剤、リケラプラス3Dリノベーターは薬剤に添加して髪の強度を上げてくれる業務用のリケラトリートメントです。

「アルカリの薬剤」と聞くと拒否反応を起こしたりもするのですが、CA-Sのパワーはとてもマイルドで保護成分も多い作りになっているので毛羽立ちを抑えたりうねりを軽減するには最適なんです。

仕上がりの質感もトリートメントした感じになります。

「オレは酸性域で仕事がしたいんだ!」
という方じゃなければ効率良く髪質改善できるかと思います😊

そこに髪の骨格の役割をしているS-S結合を補修し繋がってくれるリノベーターを加えているので…もう…何も言えないです(笑)


もし何か使ってみたい物がありましたら友人のリトルサイエンティスト代理店をご紹介できますのでご連絡ください😌



アイロン処理〜後処理

動画ではゆっくりと手を動かしてるので強い圧で髪をプレスしているように見えますが、実は
優しく挟み同じ場所へ熱が加わる時間を約2秒という基準で決めてアイロンしています。

クセの強さで多少強さは上下しますが、一定の基準を作っていると考えやすいですよね😊

個人的にはタンパク変性するプレスより1液を適切に効かせて優しく髪を扱って施術→デトックスの流れの方がキレイな髪でおしゃれを楽しめるかと思ってます。

そして仕上げはデトラ!

これはホームケアアイテムなのですが、使用した薬剤の過酸化水素を除去したりアルカリに傾いたpHを弱酸性に戻してくれたりするアイテム。

薬剤の影響を自宅にまで長く持ち込ませず、美容室で戻して差し上げると最高です😌


斬新なことよりも少しの気遣いの積み重ねがホントのヘアケアの正体

髪に必要な成分は決まっています。

その成分を

髪本来の成分を流出させないか
いかに髪に効率良く髪にアプローチするか
いかに繋ぎ止めて持ちを良くするか

が大切です。

なんだかCMで見るよりシンプルですよね(笑)
でもホントそういうコツコツの積み重ねが1番大切なんです😊

お客様にヘアケアストレートパーマを上手にご提案出来ない方へ

※下のマガジンに今後有料記事を5〜6記事溜めていきますので、個別に買うよりお得かもしれません。


さて本題!

せっかく良い事を提供しようとしても「また美容師の営業トークだ」と思われてませんか?

それか自分でそう思い込んでご提案できないという事はありませんか?

ここからそれを紐解きます!!

ヘアケアが美容師のエゴになっては無意味です。


ここから先は

1,498字
この記事のみ ¥ 200

仲間の美容師さんと共存していける活動、商品開発に役立たせていただきます。