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新年の迎え方

あけましておめでとうございます。
2020年が始まりましたね。
わたしは初めて、海外で新年を迎えました。

タイ・チェンマイでは旧市街地の入り口のターペー門を中心にランタンが止めどなく上がり、お寺では22時頃から読経が続き、日本とは全然違う年越しを体験しました。

お寺では、上から吊るされた白い紐を頭に巻きながらお経を聞く風習にぎょっとしました。
見よう見まねでやってみたけど、あれにはどんな意味があったんでしょうか。

これまでわたしが何も考えずに大晦日に家族みんなでテレビを囲み、除夜の鐘をつき、元旦に初詣に行っていた時間に、こんな風に新年を迎えていた人たちもいたんだ、と知りました。

わたしたちは選んでいるとも気付かずに、選ばされていることがたくさんあります。
日本の当たり前が外から見れば異様なこともあって、わたしはこの旅を経て初めて「日本の変な当たり前」に気付きました。
タイのこの白い紐みたいに、びっくりされるほど異なることもたぶんあります。

自分の意思で選ぶためには、予め用意されているもの以外の選択肢を知ることから始まります。
わたしがこれまで避けていた学びと対話の効用は、あらゆる選択の場面で発揮されるものなんだろうなぁ。

2020年は、学びと気付きを意識的に行う年にしたいです。
みなさま今年も、どうぞよろしくお願いいたします。

2019年の元旦に書いた note https://note.com/kami___/n/na946a3cd6054

こんにちは、kami/(かみひとえ)です。いただいたサポートは、「世界の紙を巡る旅」をまとめた本の出版費用に充てさせていただきます。今年の12月に発売できる…はず…!