あの扉の向こうに『つま先立つその地に』
あの扉の向こうには
「
もう少しチカラを抜いて
そんなにリキまなくてもいいよ
『つま先立つその地に』何を求めてるのか
ボクにはわからないけど
きっと背伸びでもしないと
まだ見えない景色が広がっているんだね
あえて止める事はしない
思うようにやってみて疲れたら
踵をおろして少し休めばいい
それは立ち止まっているわけじゃないから
その高さで出来ることもある
その『つま先立つそばで』ただ支える
これくらいならお安い御用だし
疲れたちゃんと言うんだぞ
」
そんな『つま先立つ側で』そっと手を伸ばし支えていく。ただそれだけの物語。。
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