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あの扉の向こうに『流されて流れ着く』

あの扉の向こうには


ある小洒落たCafeで待つ

「こんにちわ~」

「1週間おつかれさまでした」

「今日の為に頑張りましたよ」

少しだけ堅苦しい挨拶を交わし

何気ない談話をする

あまり共通点がない彼女とは

2か月5回目くらいだったはず

性格はいい方だと思うし

割と強めにアプローチしてくる

だが彼女には申し訳ないが

流されて引っ張られて

そんな現状を感じている。

このまま受け身のボクでいいのかと

考えたりもする

居心地が悪いとは言わない

でも求めていたモノとは少し違うんだ

だけど

そのうち彼女と
思える日が来るかもしれない

そんな自分勝手な「思惑」
でももしかしたら「迷惑」

なんて、
どうでもいい韻を踏んでみた。

あれから少し経ったんだけど

『流されて流されて』も

まだしくっりきていない。

なんだろうな、会って話していると

どこか落ち着いてない

ボクの存在に気付いた

『流されて身を任せて』も

どこかで自分を作っている。

これってどこかで彼女に警戒している

きっと彼女を理解しようとしていない

そんなボクに正直がっかりしたし

このままじゃ失礼だと感じた

そうして、お別れもしてみた。

『流されて流れ着いて』感じたのは

ボクがまだ癒えきってない事だった。

もう笑い飛ばせると思ったひとつ前の出来事

『流されて、いつまでも』その人と流れて居たい

そんな相手と過ごせる日がまた来るのかなぁ。

贅沢なのは分かっている

だけどここまで来たら妥協はしたくない

単なる頑固ジジイになってきた己れに

少し呆れながら

また時間を無駄に消費していく


そんな、ただ『流され続けても』いい事はないと、やっと感じ始めた物語。。




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