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双子妊娠の話#1|胎嚢確認

正確に言うと、「第二子が」ではなく、第二子だと思っていた第二子と第三子なのだが。

それはさておき、私達夫婦のもとに新しい生命がやってきてくれたのがわかったのは、妊活を開始してから2ヶ月が経とうとしていた頃だった。

何だか妊娠している気がして、生理開始予定日に妊娠検査薬でフライング検査をしてみた。

まもなく、薄くはあるが、陽性欄に線が現れた。居てもたってもいられず、部屋にこもっていた夫に報告に行った。

「妊娠してる!」

「えええええええ!」

39歳と40歳の夫婦だ。
二人ともこんなに早く赤ちゃんがお腹にやってくるとは思っていなかったので驚いた。

私は一刻も早く産婦人科に行きたかったが、高齢妊娠には流産などのリスク発生率が高いことや、時期が早過ぎると来院が無駄足になる可能性などから、逸る気持ちを抑えて日を待った。

生理開始予定日から一週間後、念のために残りの妊娠検査薬を使用すると、前回より明らかにくっきりとはっきりと陽性の線が出た。

確信を持った私が、翌日に産婦人科を訪れたのは言うまでもない。

「妊娠してるね、おめでとう。二週間後にもう一度来てね。」

無事に胎嚢確認ができた。
ぽかんとした黒い袋の写真を手に、にんまりしながらクリニックをあとにした。

次回の診察は二週間後。
妊娠期間の次の診察までの一、二週間というものは本当に長く感じる。
期待、不安…ハラハラドキドキだ。

次回、いよいよ双子の妊娠が発覚!?私の反応は?夫の反応は?




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