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ビールの値下げ

2018年に行われた酒税法の改正により2020年10月1日から酒税の税率が変わります。
ビール大好きで一時毎日飲んでたモノとしては気になる話だったので、今さらまとめてみたいと思います。

税率変化の対象

税率の変化の対象はビール、発泡酒、第三のビールです。

ビール350mlあたり7円、発泡酒は麦芽比率25%以上50%未満は約4円安くなり、麦芽比率25%未満の発泡酒は変化無しで、第三のビールが約10円の値上げです。

私はエビスビール派なので嬉しいことですが「寝る前に1杯」と第三のビール飲んでる人たちは10円と言えど、痛い出費ですよねー

さらに6年後の26年10月には全部一律で税率54.25円にするみたいです。

税率変化の意図

早い話が税収の増加でしょうね。
財政の厳しい日本で、大勢の人が好む酒の税率を上げることで、少しでも足しにしようということでしょう。
しかも嗜好品ということで消費税ほど文句も出ない。

「ぜいたく品だからしょうがない」

と思わせられるのはでかいでしょう。

酒税の変化歴

そもそも

「ビールの税率が高い」

ということからこの話は始まっています。

そこでもっと気軽にビールを楽しんでもらいたいと、大手ビールメーカーはビールより安く手に入る発泡酒を開発します。

すると政府は発泡酒の税率を上げました。
そうなると困るのは安い発泡酒を好んで買っていた消費者です。

それに対抗するように開発されたのが、より安い第三のビールと呼ばれるビールです。

ところが今度はそれを制するように第三のビールの税率の値上げをしてきたわけです。

まとめ

いろんな意図があるのは分かりますが、

いっそのことビールの税率をあげちゃえばいいのにな。

とは思いました。

それなら、

「ビールは高いけど第三のビールならたくさん買えるやん。」

ってなってもしかしたら逆に税収は上がったりするんじゃないのかな?

と思ったり思わなかったり。

とにかくこれを機に家計を見直すのも大事だなと実感させられました。

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