専門はありません

私のいる業界は今や店が乱立し、飽和状態にあると思われます。その中を生き残るために何かに特化した店舗が増えています。「~専門」などが看板やホームページに出ています。現代医療の世界では「内科」や「外科」だけでなく、何かに特化した科「糖尿病外来」「頭痛専門」などが増えている流れからだと思います。
 当院では特化したもの「腰痛が得意だ」とか「スポーツ専門」はホームページやチラシには書いてません。お世話になっている先生にも「なにか専門性を持った方がいいよ」とは言われてますが当院ではやりません。ただ、「東洋医学・中医学」と書かせて頂こうかと思ってます。
 それは、私が勉強していて、ものすごく考えが広がっていっているのが分かるからです。体の痛みをとるための勉強をしていましたが、今は東洋医学にもっといろいろな可能性を感じています。その広がりを専門性を持つことで私自身考え方を小さくしたくないと思っているからです。勉強していく中でもしかしたら「東洋医学・中医学」すら私には窮屈になるかもしれません。
 人間は色々な可能性があると思います。「私はこうゆう人間だ」と自分で何かを決めつけて制限するのではなく、自分がやりたい事はどんどんチャレンジしてみてください。
 でも、専門性を持つことは、患者さんにとってはわかりやすいとは思います。まぁ~専門性を持ちたくなったら考えます。

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