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「死。」というリアリティ



卒業してからも続く友。
あるとき、電話があった。


間の悪いことにちょうど病院にいた私。


「ごめん!ちょっと取り込み中だから、またかけ直すわ。」と言って切った。

それが最期だった。
そして自死を選んだ友。


ここで
なぜ自死に至ったのかを
書くつもりはない。


ただ、忘れられない情景が
脳にいくつか焼きついていて
簡単に思い出せる。


葬式の場面。
彼女を死に追いやった張本人が
焼香に来た。


右と左から支えてもらいながら
泣きながら
うつむき
地を這いながら進んでいる
とてもじゃなく
歩いているという状態じゃない。


突き刺さる「憎悪」の視線を
浴びながら
地を這うように進んでいる。


祭壇で笑う彼女の遺影との
コントラストが痛かった。


残された人の痛みは計り知れない。


私は
死を選んだ友に
「怒り」と「悲しみ」を。。。



そして


「どうしてあの時話を聞いてあげれなかったのか?」と、けっこう長い間、自分を責めた。
。。。と言う想い出。


今は
笑顔の友しか思い出さないし❤️
きっと
本人も天国で
あれなぁ〜衝動でやっちまったなぁ〜ごめんよ〜ってすまなそうに苦笑いしてると思う。



そして
この友から教えてもらったこと✨
「自殺はぜったいあかん!!!」
「残されるひとも辛い!」


だから
私は「私の命」を大切にしようと思う❣️


きっと
誰もがそんな過去を
胸の奥にしまってると思う。。
なーむー🙏✨

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