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#012愛着障害

人は誰でも

何らかの心的障害をかかえて、生きてるもの

だとは思うが、、、。

愛着障害という心の障害がある。

子供時代に親(主に母親)との関係が

うまくいかず、満たされなかったことで

大人になってからも様々な生きづらい状況を

つくってしまうものだ。

例えば、虐待、育児放棄のほか、

逆に過保護や過干渉によって、心理的支配を

されて育てられた場合(精神的虐待)も

影響を与える。

症状の傾向としては、、、

例えば、恋愛関係についていうと

①人と深い関係を築いていくことができない。
(人に甘える事ができない)

②パートナーを必要以上に束縛してしまう。

③パートナーからメールの返事がすぐに
 来ないと不安になる。

④パートナーに依存し過ぎて、いつも
 フラれてしまう。

こんなことが当てはまる人は、どこか

愛着障害なところがあるかもしれない。

実は、スティーブ・ジョブズ、A・ヘミングウ

ェイ、夏目漱石、三島由紀夫…といった人達も

深刻な愛着障害を抱えていたといわれている。

そう考えると、愛着障害はわりと身近な病で

あり、本人の自覚あるなしに関わらず、

"隠れ愛着障害的症状の持ち主"は以外と

多くいるのではないか、、、と思う。

"愛着障害の人は、子供時代に満たされなかっ
た大きな欠陥を抱えている。
その克服は、ある意味、子供時代を取り戻し
 そこでできなかった甘えを甘え直し、
 やりそこなった子供らしい体験をやり直すこ   
 とかもしれない。''
出典:『愛着障害の克服〜「愛着アプローチ」で、人は変われる〜』(岡田尊司著・光文社刊)

もう一度、実際の母親に甘え直すことができれ

ば効果的であるらしいが、そもそも、

そうできない母親(母親自体がカウンセリング

が必要など。)だから、愛着障害になって

いる人が多いので、、、

その場合の効果的な方法として、、、

母親以外の人で、心から甘える事ができる

人(安全基地)がいれば、大人の心を取り戻せる

そうだ、、、。

先程の書籍によると「安全基地」に適している

相手は

①接していて、危険な感じがなく、安心でき
 る。
②穏やかで気分や態度がいつも一定している。
③目線が対等で、見下したような態度やおもね                 
 りすぎる態度をとらない。
④優しく親切だが、必要な時は厳しいことも
 言ってくれる。
⑤相手の意思や気持ちを尊重し、決めつけや
 押しつけがない。

出典:『愛着障害の克服〜「愛着アプローチ」で、人は変われる〜』(岡田尊司著・光文社刊)

子供を産む女性の年齢が

20~30代中盤が多いということは、

精神的に大人になり切れていないまま

母親になってしまうことも多い。

婚活をしている女性の中には、「寂しいから」

「子供を産み育てないと、なにか人生において

不足しているように感じるから」「老後が心配

だから」などという自分中心な理由で、子供を

欲しがっている人がいる。

でも、子供はあなたのために生まれてくるわけ

ではないと言いたくなる。

子供を本当に愛せる覚悟、守る覚悟を持ってか

ら、子供を産む決意をしてほしい。

また、もし今、婚活をしている人の中で、「私

も愛着障害の傾向があるかも」と思う人は、

いい結婚をするためにも、さらに自分もパート

ナーも幸せになるためにも、

自分磨きをしてから、婚活してほしいと思う。

専門書を読んだり、実際に心理カウンセリング

を受けたりして、心の筋トレをしてから

向かっていってほしい。

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