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#006きゅうりとちくわ

子供の頃、あまりにも、
嫌なことや辛いことが多くあった人は、
年齢が大人になって、もうその嫌なことや
辛いことは今はないのに、嬉しいことや
楽しい事を見つける事が下手だ。

今日あった小さな幸せを見つける事
ができないということは、どんな事に
自分が幸せを感じているか、、、発見しないで
毎日を過ごしているということだ。

どんな人の日常にも、嬉しいと感じる小さな
幸せの瞬間が必ずある…

お昼に食べたお蕎麦が美味しくて、幸せな
気持ちになったり、
カフェで美味しいカフェ・オ・レを
飲みながら
聞こえてくる音楽に癒されて心地良さを感じ
幸せな気分になる、、、、

どんな人の日常にも小さな幸せがある反面、、、小さな嫌な事がまったくないなんて
あり得ない…。

理不尽に子供を叱るお母さんの姿を見たら
不愉快になるだろうし、
ご飯を食べようと、お店に入って、
店員の態度が悪いと、不快にもなる、、、、。

日常は、嬉しい楽しい大好き
なことばかりではないし、逆に不快にものだけに溢れているのでもない。

しかし、その快、不快が両方存在する現実を
どう解釈していくかは、
結局は自分ということだ。

その感じ方を鍛えていってもらう為に
名付けて、『快・不快ノート』(正確には
『幸せノート』)を書いてもらっている。

『幸せノート』というくらいだから
今日あった幸せな事を書くノートだ。

それが、「幸せな事が見つけられない…」と
いう人が結構いるのだ。
幸せな事が見つけられないから
幸せになれないのだよ、、、、。

そういう人の為の次の質問は

好きな食べ物は何?
きゅうり。
嫌いな食べ物は?
ちくわ。

食べ物にしたら分かるらしい。

ノートの左側がちくわ。
右側がきゃうり。

そういう人は全員、共通して
嫌いなちくわのページは山ほど、書ける。
不満にフォーカスばかりしているから。
だから、単純に全部書いてもらう。
そして右側には、左に書いた不満爆弾の
反対語を書いてもらう。

そのプロセスを経て、きゅうりの欄が
埋まったら、きゅうりの欄を朝晩、
毎日見てもらう。

そうすると、だんだん"きゅうり"だけを
フォーカスする事ができるようになり、、
『幸せノート』のスタートがきれる。

そして、きゅうりだけをどんどん毎日
見つけれるようになると、その子のもつ
何かオーラみたいなものが、ものすごく
変わってきて、顔もビックリするくらい
可愛くなるのだ。

それを見る瞬間が
私のきゅうりだ。

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