カメラとの出会い

最初にカメラ(特に一眼レフ)に興味を持ったのは十数年前。お台場に実物大のガンダムが立てられて、それを見に行った時の事。
持っていったコンデジで写真を撮るも、全体も入らないし、臨場感というか現地で撮った感が全然無い。例えるなら記事の写真をスクリーンショットして更に切り抜いた感じ。
その時はそんなもんなんだなぁとしか思わなかったものの、数日後にプロ?が撮った写真を見て衝撃を受けた。

被写体(ガンダム)だけが浮き出るような感じの立体感、まるで今にも動き出しそうな躍動感、そして青空と雲をバックに全身が写り、その大きさがよく表れたスケール感。
その写真を見た瞬間にこういう写真が撮りたいという衝動に駆られ、一眼レフを買うことを決意したのを今でも鮮明に憶えています。

極度の飽き性を自覚している自分は、いきなり高額な機器を買い揃えることを躊躇い、まずはコンデジや当時持っていた初代iPhoneのカメラで色々と写真を撮りまくり、どういう条件だと背景がボケるかや、自分が好きな雰囲気になるかを試すことから始めました。
毎日数百枚位撮っていたと思います。

ネットで背景ボケの仕組みやシャッタースピードの作用などを調べているうちに、一眼レフへの憧れも強くなると同時に、上手い人のブログやホームページを見ると、そこまで高いカメラやレンズじゃ無いのに感銘を受けるような写真を撮っている人もいて、写真の本質を理解すればどんなカメラでも上手く撮れるんじゃないかという気持ちも生まれ、自分で納得できる写真が撮れるまで一眼レフの購入を待とうと思いも生まれてきました。

結局、この決断は数週間で無かったことになります。
なぜならネットオークションで古い一眼レフカメラとレンズが格安で購入できたので、どうせ練習するならこれで練習しようと思ったからです。
今考えると、結果的にこれは正解で、新しいカメラで簡単に綺麗な写真が撮れるより、色々設定を弄りながら失敗を連発しつつ、撮り方を覚えていく近道になったと思います。

ただこれは、飽き性なのに凝り性というよく分からない自分の性格だから上手くいった部分も大きく、人によってはある程度の機能が揃った新しいカメラを買った方が楽しく写真が撮れると思います。
注意点としては、良く言われている事ですが、量販店などで勧められそうな入門機とよばれるカメラはオートだけしか撮らない人には良いですが、設定を少し弄りながらとなると、途端に使いにくくなり、中級機以上のカメラのが、かえって慣れていない人でも扱いやすくなります。

以上が自分のカメラとの出会いからハマっていくきっかけです。

因みに現在の自分の愛機は
Canon EOS 5D Mark III
 EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
 EF100mm F2.8L macro IS USM
Panasonic LUMIX DMC-LX100
DJI Osmo Pocket

極限まで絞った結果上記の形に落ち着きました。

次回は現在のカメラに対する考え方や楽しみ方についてもう少し具体的に書いてみようと思います。

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