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第2夜 疑惑 爆笑!不妊治療!

僕は20歳で付き合い24歳で結婚しました。

性の話で恐縮ですが、結婚するまで本当に避妊しないでした事は一度もありません。

それはそもそも彼女がいなかったから問題から抜き差しならぬ関係になることがほとんど無かった事もありますが、そこは徹底的でした。
#抜き差しならぬ関係ってナニ

どうして、そんなに徹底的に守られたかというとそれは母のぶっ飛んだ性教育がありました。

しかし、その話は第2夜でするような話ではございませんので時が来たらお話します(すごい教育だよ。よい大人は絶対にマネしないでね)

あとは大好きな北の国からで五郎さんがかぼちゃ持って謝りに行ったり、純が菅原文太にぶん殴られるシーンを何度も見ていたからです。

さて、今夜はなぜ僕らが不妊治療を始めたかのさわりをお話します。

【結婚】

社会人2年目で彼女の事が好きすぎて速攻結婚しました。

当時24で結婚すると言うと基本的に「なんで?早くね?まだ遊んだほうがいいよ」や「結婚生活なんて地獄だぞ」という、結婚式ではおめでとう!と言うくせに、腹のそこではそんなこと思ってんのかい大人はと感じていました。

そもそも僕は学生の頃から結婚を前提に付き合うタイプだったので結婚しない理由がありませんでした。
(遊びで付き合うとか飽きたら別れるとか無理でした)

で、そんな大人からの質問に↑の説明をするのも面倒くさいので「好きすぎて」と言うようにしていました。

我ながら素敵な返しだと思う。

【性について】

結婚してからはお互い子供欲しいねと言う話はしていたので、避妊をしなくなりました。

ただし僕は「避妊しないことは犯罪」位の価値観を持っていたので、結婚してるから問題ない事はわかっていましたが頭がついてこないというジレンマがありました。
#もはやマインドコントロール

そうこうして、月日は流れていき2年が経ちました。
今でこそ不妊治療は「避妊をしないで1年が経ったら不妊症」と言われていますが、当時の定義は2年でした。

【おれ?嫁?どっち?】

嫁ぴょんは生まれてすぐに大手術をした事や、結婚してすぐにこれまた大きな手術をした経緯もあり、その影響が不妊症としてでている可能性は常に脳裏にありました。

2年経過した時に二人で「もしかして不妊症かな」という話題も出てきたりしました。

さて、こういう時に「心配なら病院行ってこいよ」と言うのは、女性はかなーーり傷つくと思います。

だって「お前が原因だろうから調べてこいよ」ですよ?

仮に病院言って「不妊症です」って言われるの想像しながら受診するってすごい覚悟なんです。

歯医者に行くのとはわけが違うんです。

なので、僕はこんなふうにしました。

僕も受けてきたんだけど、キミも受けてみたら?

【先に受けちゃおう】

行けよ!って言うなら、先に自分がその恐怖と戦ってからだと言うことですね。

意地悪に捉えると「俺は大丈夫だったからお前が原因に違いない」にもなりえますが、「僕も行ったよ。君も行ってみるといいよ。もしそうなら二人で頑張ろう」という形が大切なのかなと。

自分が先に行くことで「不妊治療」という無理ゲーに参加することの表明にはなりますからね。
#マジで男は参加しない
#不妊治療は孤独

なぜ僕がこんなにも女性心理を書けるかというと、不妊治療の病院にはフリーノートがおいてあり、そこにはおびただしい数の「旦那の悪口」「義理の父母の悪口」が記載されているのです。

もはやデスノートです。
僕はゆうゆう白書世代なのでこれを「黒の章」とよんでいました。

そして、僕は受診しました。

とは言え、その時はまさか自分にも原因があるとは思いもしませんでした。

そして、その時はまさか先生(おじさん)にちんちん触られたりするとは思いませんでした。

ちなみに先生(おじさん)にちんちん触られてる時心の中では「勃起したら負けだ!!」と言い聞かせていました。

続く

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