謎解き問題の制作について【━━〇━(答えは動物)】を例に考察します。

こんにちは亀乃七宝です。
謎解きを作るとき、「どれくらい難しいのか」「どれくらい解けるのか」を考えて作っています。
ただ難易度は実際に解いてもらわないとわからないことが多いです。多くの謎を解いているからといって全部解けるわけではないし、初めての人がいきなり解いてしまうこともある。
今回はそんな話です。

タイトルの問題、「━━〇━」はどんな動物になるでしょう? みなさんは解けたでしょうか?おそらくですが、謎解きの得意な人ほど「なんでもいいじゃないか!」と考えたのではと予想しています。
あまりにもヒントがなさすぎるし、━は文字数を表しているものだし、〇は何を入れてもいい記号と認識しているだろうからです。
「答えはライオン」と答えた人もいるとは思いますが。

この少ない問題文から、答えが出せるとするのなら、━を3文字(離れているものは無視する)で読み替えて、〇も文字として読むのではないだろうか?

そこまで考察しても難しい問題なのですが、すぐに解けた人もいると思います。解けた人は「見た目の形を重視した」はずです。
謎解きをするとき、人の思考は大きく二つに分かれているのでは?と考えています。
「意味(情報)」で解こうとする人と、「見た目(感覚)」で解く人に。
意味で解くタイプの人にとって、この問題は難問だったはずです。
見た目タイプの人はすぐに答えれた人もいるのではないかな。
私は意味で解いて作るタイプなので、こういう問題はなかなか思いつきません。
だって、━をラインと呼んで3文字目に〇(ローマ字読みでお)を『割り込ませて』るんですよ?反則でしょw自分で思いついたときあまりの無茶に笑っちゃったものwwwwwww
なのでこの問題は(ジョーク)になります。

謎解きにもルールはあります。
『※1文字目の━と2文字目の━、4文字目の━はひとつながりになっています』という説明が必要です。『文字を割り込ませている』ことを解く側に伝えておかないとフェアじゃないんですね。
謎解きのルールは「与えられている情報だけで理詰めで解けること」になると思います。

この文章が少しでも何かの助けになれば幸いです。

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