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韓国親子旅 3日目

朝が弱い。
お粥のお店に行きたかったけれど、朝ごはんの時間は過ぎていて「まぁいっか」となる。

この日の予定は、JYPエンターテイメント。
どこにどんなアーティストが所属しているのかわたしは分かっていなくて申し訳ない。でも、もう本当に覚えられない泣

気になる方はこちらをどうぞ!

テンション低めの理由

少しだけど韓国語を勉強してきた息子は、
「通じたらうれしいな」と言っていた。
でも、準備をすればするほど、大切であればあるほど慎重になってしまう性格。ここは似ているから良く分かる。

楽しいはずの旅行なのに、なんかテンション低くない?と思っていたら、どうやら思うように韓国語を使えないことに対して塞いでるのかもしれない、と気が付いた。

向こうの人は韓国語を話せない日本人にも慣れているから、ジャスチャーかもしくはほぼ無言でも注文と会計はできてしまう。
テンポも速いし、考えてるうちに終わってしまうんだよね。
着いてまだ1日ちょっとなのに「もっと(勉強)やらないと」と、言う息子。なんかカッコ悪い自分を出せない感じ、わたしと似ててもどかしいなぁ。まぁ年齢とともに図々しくなっていくけどね。その悔しさとともにがんばれ!

地元民の店に挑戦

YJPを外から見学した後はランチへ。
地元っぽい普通の店に入るという上級コース。
親としては息子にがんばってもらうための作戦。
ジャージャー麺とチャプチェご飯を注文してもらう。
家庭的な味でホッとした。
日本にもある黄色い沢庵は、同じ味。
お手洗いに行きたくて「トイレット?」と店員さんに聞いても伝わらない。息子が韓国語でトイレと言ったら通じた!やるじゃん!どうやら単語はけっこう覚えてるらしい。
感激したけど本人的には「全然まだまだ」とのこと。まぁそうだけどね。

ロッテって財閥系らしいよ

アウェイ感満載のランチの次は、ロッテタワーとロッテワールドを見学に向かう。
韓国のディズニーって言うけど、昭和っぽい普通の遊園地にしか見えなかった。

好きなアイドルが行ってた場所だから行ってみたいんだそう。入場料が5、6000円もするし、さすがに入らなかった。
ロッテタワーは圧巻の眺め!欠陥工事とか言われているらしいけど、本当のところはどうなのかな?

このエリア、他にはハイブランドの店が並ぶモールもある。
こうなると手は出ない。
目ばっかり肥えて困る。お金はそんなにないわたしでも買えるデザインも質も良い丁度良い服はどこに売っているんだろう?

わたしはもっと頻繁にカフェとか入りたいのだけど、中2男子はそこまで興味がない。
次の行き先は、SMエンターテイメントなので、その近くのオシャレカフェでひと息つく許可を得る。

大林倉庫というカフェ

リノベカフェで癒される

カフェでの時間で、ものすごく回復した。
この時ばかりは、無口な息子でよかったと思った。ひとり、無言、が好き。
わいわい仲間と認め合うのもいいけれど、そういう世界には長居できなくて辛い時がある。自分を愛してくれるひとりと静かに過ごせれば、80%は大丈夫。あとの20%が、時々ふとさみしさを抱かせる。だから、色んな人とも繋がる。そしてまた帰ってくる。そんな矛盾というかサイクルを持って生きている気がする。
愛されようとしなくていい、という言葉を耳にするけど、愛されたいもんは愛されたい。
そう堂々と認められる方が、自分を愛するためにはよっぽど大切な一歩だと思う。

推しへの愛による、空間浄化。

SMエンターテイメントには、展示とグッズ販売がある。
ここの気がすごく良かった。匂いも良かった。
少しモヤっとしていた頭の中がスッキリした。
「なんかここの気、良かったなー」と言ったら
「愛じゃない?」と息子。
なるほど、、確かにそうかもしれない。色んな人の推しに対する気持ち、好き!愛してる!で満ちていた。

さて、次は梨泰院へ向かう。
韓国へ来る前に唯一観た韓国語ドラマ、梨泰院クラスのロケ地巡りをする。

あの橋
一号店
イソが変な男に絡まれるところ
最終回のあれ
原作者のお店

梨泰院クラスのロケ地巡り

派手な街。
例の事故現場も通った。お花とたくさんのメッセージが置かれてる。
広めの道もすぐ近くにあって、どうしてここで?と思うような場所だったけど、この日からは想像もつかないような人の数だったのだろう。

わたしたちが入れるようなお店はなく、ひと通り歩いたので明洞へ戻って夜ご飯だ。

旅とホテル

念願のポッサムを現地で食す。
美味しい。
これ、家でも作るの挑戦してみたい。
野菜も多くてヘルシーだし、韓国料理って太らなそうだな。

明洞の街は、今日の夜も活気がある。
そのど真ん中みたいな場所にホテルを借りている。整えられた部屋に戻ると、それだけで大切にされている気がする。
旅はいい。
家事をしなくていいから最高だ笑
人生の半分は旅して遊んで暮らせたらいいのに。

続く

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