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16歳息子をフィリピン留学に送り出すまでの話

完結していない昨年の下見旅行の話から、あっという間に月日は経ち、、

ものすごい端折ると
来月息子はフィリピンへ旅立ちます。

わたしも1週間一緒に行って見送りますが、その前に"申し込み申請"という非常にめんどくさい上に気を使う任務が目の前にある。

いつ予約が開始されるのか、申し込みが開始されるのか、予想がつかないままほぼ毎日学校のサイトをチェックしていた。
昨年度のスケジュールは出ていたが、それはパンデミックでずれたままのもので、従来のスケジュールにそろそろ戻るのでは?という話もあり気が抜けない。

ある日、まず、予約が開始された。
メールを送ってIDをゲット。
予約金を振り込む。
たった1500ペソ、日本円で4000円ちょっと。
色々調べたけれど、個人宛の送金なら難はないのに学校宛となるとなんかやたら大事になる。
結局、受け取り手数料も相手に負担させないためにはこれしかない、ということで大きな銀行の新宿にある特別な窓口へ行く。
事前に入力した書類を提出。

確定申告の書類みたいになんか心許ない。
見たことがある、体験したことがある、想像できる、など身体性のない情報はどこかふわふわとしていて不安。こちとら体を使った仕事しかしてないから尚更よ。

手数料は10000円、、、
本当に送れたのか手応えもないまま終了。

(学校とのやりとりは、私も時々はがんばったけれど、翻訳の仕事もしている心強い友人にお仕事として頼んでいる。という頼っている。本当にありがたい!!)

どれくらい後だったか忘れたけれど、ちゃんと振り込まれてますよ!というメールが先方から届いたので一安心。

次はスケジュールがわかったら渡航チケットを取って、申し込み書類を揃える。

直接の1ヶ月、語学学校に通う。
ダンスの発表会に出演して数日後に発つ。
たぶん8月上旬。
そんな予定を立てていたのだけど、昨年のスケジュールは、約2週間見事に前倒しになった。

語学学校のレッスンは短縮、発表会には出られないことに、、
息子はけっこうショックを受けていたけれど、
わたしはそれどころではなく、自分の仕事のスケジュールを調整して何より向こうに行くチケットを取らねば!宿も取らねば!申し込み書類を送らねば!と気持ちを切り替える。

毎日色々あるけど、
今年のわたしのミッションは息子を無事に入学させて見送ること。
たったひとり、友だちとは違う決断ができたその力。まだ、大した英語力があるわけでもないのに飛び込む勇気。それに見合う協力をしたい。
まぁこれで入れなかったらちょっとシャレにならないし、カッコ悪いので、普段はお母さんらしくないけど、ここだけはがんばろうと私なりにかなり強く決意していた。

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