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棹から広がるびわ湖の景色

個人的に『ケンミンショー』のいじられ方は好きではない。『夜更かし』のいじられ方の方が好きなササメケです。

同じ局が作ってる番組なんですけどね。拙者はマツコ・デラックスが大好きだからってわけでもないですよ。
ナレーションかな。

久しぶりの非常事態宣言が出た滋賀。
夏休み最後の週末は気温高めですが、いいお天気にも恵まれましたね。
『ケンミンショー』でガッツリPRされたら、ちょっと足をのばそうか思う人は多いでしょうよ。
クラブハリエのラコリーナ近江八幡付近を車で通りましたりすれば、京都大阪神戸名古屋・・・こんなナンバーを見まくりました。

でしょうね。

うん、想定内。

拙者はといいますと天気がいいので出かけました。
今月はけっこう引きこもってたんですよ、お盆も雨、雨、雨。
ベッドにゴロついては、ほぼほぼ寝ているだけで終わるダメ人間生活。

しかし、この日はこの夏やり残したかき氷を食べるために出かけることに。
でもただかき氷食べるために出かけるのも、少し寂しいということで行ってきました。

『伊崎寺』

関西のニュースで見たことがあったのですが『伊崎の棹飛び』と言いまして、お坊さんの修行の一環として琵琶湖に突き出した棹から飛ぶという行事で有名なお寺なんです。


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これがお寺に行くまでの入り口。
ちょっとジブリっぽいと思ったのは拙者だけだろうか・・・。

完全に舗装された道ではないですが多少のアップダウンは運動不足解消にはちょうど良く、生い茂る木々で日光は一切入らず体感温度は27℃ぐらい。←テキトー。

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だいたい15分くらいでお寺に着きました。
神社っぽいですが、お寺です。

コロナが落ち着いて宝塚歌劇団星組の天華えまさんのご出演される公演チケットがたくさん当たるようにという、見事な煩悩の塊っぷりをお願いしてきました。

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さらに琵琶湖に近づくため移動。

こちらでは護摩行もやってるそうです。

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そして視点を下にするとありました。棹飛びの棹です。
普段は入れないようになってます。←当たり前や。

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かすかに見える謎の物体はびわ湖で行われている小型定置網(えり)漁業と言います。

魚が一旦入ると出られない仕組みになっているとか。先人達の素晴らしい知恵ですね。

マイナスイオンを浴びながらゆっくりとした時の流れを感じました。

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石畳の階段は苔もあって、ますますジブリっぽい。
このお寺、かなり琵琶湖沿いに建てられてるし山道もそこそこ細いです。
なので船着き場があるんですよ。水路で荷物を運ぶこともあるようです。

お寺に着いた時、ご住職と思われる人と近隣住民の方がお話しされていましたが、この方めちゃめちゃスゴイ人。

かの有名な千日回峰行を満行されてます。
そもそもこのお寺は初代千日回峰行を満行で終えた方が建立し、歴代住職は千日回峰行を満行している方が就いています。

ちなみに千日回峰行はアスリートでもドン引きのえげつない行。

西国巡礼の札所ではありませんが、近江八幡にこんなドえらいお寺があるとは知りませんでした。
スゴイ人って、なんでこんなところにサラっといてるんでしょうか。

クレイジージャーニーのように、行のおもしろ苦労話は聞いてみたいですが修行は遠慮したい。

ちなみにここは穴場なのか、出会った人は10人ぐらい。

びわ湖を眺めてたときも、貸切状態。

エアコンいらずで快適。

マイナスイオンを浴びながらゆっくりとした時の流れを感じました。


久しぶりに体を動かしたら、思いの外体力が低下していて情けなくなりました。

コロナもあるけど・・・



相変わらず信仰心薄いですけど、こじんまりといいお寺でした。

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