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亀井水、聖徳太子の遺産

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四天王寺は聖徳太子が創建された、古代の水の信仰の聖地です。謎の古代遺跡であり、現代にあってなお深い信仰を集める、亀井水の研究です。
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四天王寺亀井堂石垣 /斑鳩藤の木古墳石室石組

巨勢三杖(こせのみつえ)が斑鳩の宮で歌う、聖徳太子追悼の三首。有名な片岡山の飢人の…

見出し写真は、カンリンポチェ山(カイサル山)。 この追悼歌三首は、聖徳太子自身の辞世歌とあ…

誰もが知ってるつもりになっていたけど。考古学者は古代遺産であっても、関心をもたな…

聖徳太子は架空の人物だ。と、Facebookで一言コメントをいただきました。一言では、どうにもご…

大胆な仮説
酒船石は四天王寺の導水施設の設計図

境内の井戸の位置と符号します。
中心の、亀井水と同じ2対1の比率の長円と、左右対称を破る右上の溝が亀井水だと、直感しました。
追記。さらに、この溝の延長線の岡の下に、飛鳥の亀形水盤があります。

朝の太陽礼拝の水鏡である亀井水から、冬至の日の出の位置に置かれた磐座が、牛王尊で…

写真は昔の牛王尊(石神堂)絵馬ならぬ絵牛を売りながら占いをするお坊様がおられました。この…

令和4年大阪市指定文化財と認定された亀井水の、公の説明が問題あるんだが。私が説明…

四天王寺さん自身による亀井水調査に基づき、一昨年(令和4年)大阪市指定文化財となっています…

日本最古の貨幣試作品。富本銭。裏に、飛鳥、とあれば飛鳥資料館で売ってるお土産(つまり偽物)。富本の意味するもの。再考察

酒船石、亀形水盤、富本銭 飛鳥に行かれたら必ず立ち寄る、酒船石。その岡の北の麓に置かれた斉明天皇の亀形水盤。その水が流れ下る一帯は、飛鳥池工房とよばれる、天武天皇の時代の工業団地です。 そこで発見されたのが、富本銭です。 日本最古の貨幣ですが、貨幣としては試作品だと考えられます。 正式の貨幣として流通した、初期の銅貨は、皇朝十二銭といわれます。 歴史研究者は、四天王寺の亀井水を斉明天皇が熟知していた、という推測は、頭から無視されると思います。 亀井水が四天王寺創建

亀井水にであって23年、必死でレポートをまとめたのが13年前、Facebookにガラケーで投…

SNS初心者の必死のパッチ 以下、まだガラケーでFacebookを始めて、編集のしかたもわからずに…

災害難民と聖徳太子。飛鳥王権と東国蝦夷の大規模難民。まだ若い聖徳太子の交渉力に、…

見出し写真、北浦に立つ鹿島神宮いちの鳥居。香取神宮、鹿島神宮は荒ぶる大地を鎮める東国いち…

ヤマトの始原としてのトミの国の女神の社

小泉さんはポエマーと呼ばれますが、これ和製英語。詩人はポエト。亀井水の夜明けの祭…

#亀井水夜明けの祭祀 亀井水はなんのために造られた? 理論的な分析では、世の思い込みは崩…

聖徳太子の遺言歌。前日に亡くなった妃を、トミの井の水と喩え、あの水を飲んで浄土へ…

再び #聖徳太子遺言歌 再構成いたしました。 トミの井、は、亀井水のもとの名か⁉ (折口信…

四天王寺丸池、中心伽藍のウシトラの正確な位置に亀井水があり、イヌイの位置に丸池がある。
丸池の丸は仏の教え
みなもの下は見えず
みなもは空をうつす
水はここにありても
水の姿は見えざりて
ただいちひきのとり
影をおとしたたずむ
いまだ命はゆらめき
人生をかたるを禁ず

OSAKA CITY 厳しくも優しい 仏陀の教えを伝える聖徳太子の心の街

見出し写真は天保山の遊覧船サンタマリア。 再編集しました。 写真は生國魂神社。その御旅所。 🐢🐢🐢🐢 OsakaCity、古代宗教都市。 イカシリ、イクタマは、仁徳朝の二つの巫女集団だそうです。イカシリ、坐摩は上町台地の地下水と台地の霊。イクタマは、難波の海にうまれひろがる砂州の国産みの霊。 お釈迦様は、流転するガンジスの水の流れに、無常を感じながら、その水が産み出す砂州の汚れなき島を見て、みずからを島となせ、と説かれました。 聖徳太子も上町台地の不思議な地下水