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私がベトナムに行く3つの理由

私は旅行が好きです。
非日常に身を置くことで、知らず知らずインプットできることは数多くあります。後から「あの時のアレは~」と答え合わせできることも多くあります。

特に、日本と大きく異なる文化や価値観に興味があります。
実際には日本は島国であり、東アジアの端っこであり、国民性もなかなか世界的に見て「平々凡々」というわけではない国なので日本と同じような文化や価値観ってなかなかないと思うのですがね。

で、今回ベトナムへラーニングジャーニーへ行ってきます。
理由は複数ありますが
①社会主義国家
②平均年齢33歳(日本は48歳)の若い国家
③米国に戦勝した国

というところです。
特に②③に関しては、ベトナムで工場開発に携わった方のお話を伺う機会があり、そこでベトナム戦争中・後に生まれたベトナム人のエピソードが印象的でした。
以下は脳内の整理とシェアです。どうぞお付き合いください。


社会主義国家は現在5か国

「資本主義」「民主主義」の国日本ですから、対比的な「社会主義」「共産主義」の国に暮らす人々に興味がありました。
中国で働いているのはここが出発点・・というわけではなく、私が共産主義者なわけではありません。むしろ新自由主義者であります。

さて、現在社会主義の国はどこで、何か国あるのでしょう?

Wikipedia先生によると社会主義国家は現在5カ国。内訳は中国、北朝鮮、ベトナム、ラオス、キューバだそうです。結果的にほぼアジアに偏っていますね。

私は上記のうち、中国・ラオス・キューバに渡航経験があります。今回ベトナムへ行ってきます。北朝鮮に関しては、モスクワや上海で北朝鮮レストランに行ったくらいで勘弁してもらえたらと思います。と、思えばコンプリートしたと言っても過言ではありませんね。

とは言え、キューバで見たような一品目一品種を原則とし、配給時間が決まっており、海外からの旅行者は外貨兌換券を使う(現在は廃止)・・というような原理的な社会主義システムの国はほぼ見ることがありませんし、想像ですがベトナムも現在はそうではないでしょう。その名残を感じることができればと思います。

若い平均年齢・・と思っていたがさほどでもない

ベトナムの平均年齢33歳は、調べてみると突出しているわけでもありません。現在の合計特殊出生率は2前後と、随分成熟してきているようです。
ベトナム戦争終結は1975年です。1978~1998年頃の出生数は、日本の団塊世代ほど極端でないにしろ多いです。ベトナムにおけるベビーブーマー世代は、平均年齢より少し上の世代でしょうか。

ベトナムは2023年人口が1億人に達し、2050年まで人口増加が継続、1.1億人までに達するということですね。社会の成熟はこれからがピークで、現在最も国民誰しもが自国の成長を疑わないフェイズにある、と思われます。

余談ですが日本から身近な平均年齢20歳代の国はフィリピンがあります。また、イスラム国は多産の影響か、平均年齢が低い傾向にありますね。
また、平均年齢が10歳代の国は全てアフリカ諸国でした。平均寿命が短い傾向にあると推察します。

米国に戦勝した国

私は米国で働いた経験もあり、この点でもベトナム戦争に興味があります。アメリカ映画で描かれる戦争、退役兵のその後はあくまでエンターテインメント嬢で描かれるものです。反対側の視点はすっぽり抜け落ちています。
それを現地や戦場、戦争博物館を見ることで感じられたらと思っています。

ゲリラ戦の舞台となった「クチトンネル」という場所があるのですが、某大手旅行会社のオプショナルツアーがトンネルではしゃぐ女子の写真で激しい違和感を感じました。いや、男子でもダメですが。いわば原爆ドームの前ではしゃいで写真を撮っている絵と一緒に思えてしまうのです。これは余談です。

そんなわけで、現地でもラーニングジャーニーで感じたことを発信できればと思います。引き続きお付き合いください!

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