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【札幌11R・エルムS】展開重視でアイオライト

 今年のエルムSは〝危険な人気馬〟が多いように感じます。とりわけ食指が動かないのは、前日段階で1番人気のブラッティーキッド。連勝中とはいえ、前走は明らかに相手に恵まれましたし、勝ち時計、上がりも至って平凡。中1週→中2週→中1週のローテーションで疲れも気になりますから、ここは苦戦必至でしょう。
 
 本命はアイオライトです。その最大の根拠は展開です。最内のロードエクレールは砂を被りたくない馬ですから、何が何でもハナに行くでしょう。絶対に引かない逃げ馬に競りかけるのは自分が苦しくなるだけですから、本当なら逃げたいアメリカンシードも番手で我慢するはず。さらには好位のウェルドーンやダノンファラオもスピードがあるタイプではないので、ペースは上がりません。そこで有利に運べるのは内枠、かつ先団~中団で運べる馬。逆に外枠、かつ中団~後方からの馬は厳しくなります。
 
 アイオライトは以前はハナか番手でスムーズに運べてこそ…の馬でしたが、前走では好位のインから抜け出して快勝。これが大きな収穫でした。鞍上の菱田とも手が合うイメージ。同じような競馬ができれば、重賞初制覇を期待できます。
 
 対抗はオメガレインボー。道中は1つ内のアイオライトに付いて行く形になるはず。そのままロスなく押し上げて、直線でアイオライトに届くかどうか、という競馬になるでしょう。ちなみに距離延長が【0・1・0・7】と苦手なので、前走や3走前、4走前は参考外。この3戦を除くと安定して走れているのが、大崩れはないと考える根拠です。
 
◎アイオライト
○オメガレインボー
△1、6、7、9、10、11、12

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