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君は和泉愛依のDestined Rivalを見たか。

どうも、かめちゃんと申します🐢

シャニ6thツアーが始まりました。
そのスタートは我が地元大阪!ということで、張り切ってライブに参加しました〜

全体的な感想を書き連ねていたのですが、僕の中でクソデカ感情が溢れたパフォーマンスがあり、そこで文字数が他と比べてとんでもないことになりましたので、今回は先んじてその部分についてを抜粋しました。

ただ、僕は熱量は持っているつもりですが、知識や見識に偏りがあるため見当違いを書いているかもしれません。その時はこそっと僕に教えていただけますと幸いです。それでは、よろしければご覧ください。


VS.

僕は正直、コミュをがっつり読むことが苦手です。落ち着いて何かを見ることが苦手で、◯◯しながらでないと取り組めないんです。
そんな僕がシャニマスのような重厚なコミュを読むのは相性が悪く。

ただ、唯一ストレイライトのコミュだけは時間をとってしっかり見ました。愛依担当としてはやはりVS.なんですよね。

愛依が感じた悔しさを。まだシャニマスのコミュでは明確には打破できていません。が、この芽生えがあったからこそ、今の、そして未来の愛依に繋がっていくんですよね。

個人的に。あの日の冬優子の勝利は必然だと感じています。
それはアイドルとして覚悟を決めて、積み重ねてきたものが違うからです。自ら背負うと決めた、その覚悟と共に歩み続けてきた冬優子の強さに早々に勝ってしまうのはあまりにご都合がすぎると思うのです。

憧れやリスペクトを捨てるわけじゃないけど、真剣に勝ちに行く。
マイコレの愛依のコミュからも、転んでも立ち上がる強さを感じられます。愛依が貪欲になり始めている。


Tracing defender

ゲームの中のシャニマスの文脈を経て、リアルの僕たちが体感するライブとリンクした時。単に楽曲を聴くだけでは得られない、特別な体験をすることになります。

僕がそれを体感した1つの出来事が、2023年12月の異次元フェスでした。
異次元フェス全体の中での出来事について、沢山のことをXなりで書いてきたので、その思いの全てはここでは語りません。

さて、先述した「特別な体験」はDay2最終ブロックで起こったものでした。

このイベントでは、アイマスとラブライブのアイドルたちが入り乱れてコラボする流れがありました。
ストレイライトも例外ではなく、あさひと冬優子はそれぞれラブライブの楽曲に参加し、それぞれ見せ場を作りました。


愛依はーーー

Tracing Defender。ストレイライトの楽曲でした。

この曲がここで選ばれたことも嬉しかったのですが、錚々たるメンツの中において、その日、東京ドームの中心に"君臨"したのが和泉愛依でした。

正直、状況を飲み込むのに時間がかかり。
間奏で北原さんが階段を降りてきたところでことの重大さに気づきました。

愛依が、アイドルを引き連れてそのセンターに立っている...!?

どこまで演者さんとアイドルを重ねるか、その点は人によって許容範囲や考え方があると思います。
ただ、その階段から降りてくる北原さんを見て、強くなった愛依を感じ、少し時間が経ち、帰りの夜行バスでとても熱いものが込み上げてきました。あの瞬間、僕の目には誰にも負けない、和泉愛依が見えたのです。


6th 大阪 Day1

6thツアーが発表された際、大阪Day1はストレイからは北原さんだけの出演予定でした。そこに幸村さんが加わるも、田中さんは不在確定。この構図が決まった時点でVS.を連想せざるを得ませんでした。

そしてDestined Rival
この曲は昨年、Canvas曲を除いて唯一披露されていない楽曲です。VS.を経て、2人の再戦にこれ以上の楽曲はありませんでした。

イントロが鳴り、観客が察します。僕は固唾を飲みました。いつものストレイ曲ならUOを折って大狂乱の僕が、です。VS.を経た愛依の大勝負を見届けなければいけないと思いました。

花道を歩きながら。相対するライバルに向けた視線は真剣そのものでした。笑みはありません。
僕は愛依のペンライトを持てる限り持って、だけど振ることができず。食い入るようにその表情を、視線を注視します。

間奏のダンスバトル。愛依は気迫を、冬優子は華やかさを感じました。表現が違っていても、お互いに譲れないものがそこにはあったように感じました。

それは和泉愛依と黛冬優子、北原沙弥香さんと幸村恵理さんのプライドなのかなと。
アイドルの2人はやはりVS.などのコミュの文脈から考えて、その再現ではなく、それを超えるためにそこに立っているはずで。
そして、演者さん2人からすれば、アイドルを表現しながら、比べられることがわかっているそのステージにおいて。自分たちが積み重ねてきたものの証明のようにも。


楽曲の終わりが近づきます。
サビ最後に「My way」という歌詞があります。本来なら1サビでは冬優子、ラスサビではあさひの歌唱です。

愛依はというと、2サビで「I Believe」と歌っていて、この歌詞はここだけです。この歌詞は愛依が2人のことを信頼して背中を預けるような、そんな愛依らしい歌詞だなと思っていました。

今回、あさひがいなかったことで、最後の「My way」を歌うのはどちらになるのか。個人的にそこが気になっていました。


今回、このパートを歌ったのは愛依でした。
愛依がこの歌詞を歌う意味。

和泉愛依の「My way」とは何なのか。
アイドルになってすぐの頃だったら、多分彼女にはそこが明確には見えていなかったはず。
でも、ストレイライトに出会い、2人と切磋琢磨し、悔し涙を流し、転び、起き上がる過程の中で、彼女は強くなった。

今回は触れていませんでしたが、例えば我儘なまま。そこで披露された愛依のソロ曲は「Going my way」でした。
今までどこか抑えてきていた愛依の我儘、貪欲さ。その道を進むと決意したソロ曲。そしてTracing Defender。

沢山の経験を重ねて、成長した和泉愛依がこれから進む道。どんな相手でも立ち向かう、それが今の和泉愛依の「My way」になったのだと感じました。


これから

この勝負に、コミュのような結末は私たちには示されていません。
受け手がそれをどう取るか。

今、シャニマスの看板を背負う大きな存在の1人が黛冬優子だと思っています。
こちらの世界においては、異次元フェスでアイドルマスターを背負い、POP UP SHOPや秋葉原での #にゃんにゃん冬優子 などその活躍は枚挙にいとまがありません。

そして、Day1はいなかったあさひも、ストレイライトの中でも輝きを放てる、星のような存在です。実際3人で揃ったDay2のパフォーマンスは圧巻でした。

あくまで相対的にですが、2人に比べると愛依は例えばグッズが多いわけではありません。今回はそのことを批判したいという意図ではなく。だって2人は敵ではありません。ライバルだから。

愛依にはまだ活躍の余地は多分に残されています。愛依は、おそらく自分の道を見つけ、少しずつでも歩みを進めるでしょう。

僕はできる限り一緒に歩み、止まり、転んでも立ち上がり。そうやって二人三脚で進んでいければと思います。
そして、正真正銘「勝てた」と愛依自身が誇りを持って言える。その日が来ると、僕は信じています。

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