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シャニアニネタバレ感想 #3

みなさん、おはこんばんちは!
かめちゃんと申します。

この度はシャニアニ第3章の先行上映を見てきたので感想をぽつぽつ書き記します。
1〜2章の感想は以下の通り。

ネガティブな意見もありますが、率直な感想のつもりでした。まぁ、よく言われていることですが!今回もそんな感じでやっていきます。
見たくない人はここらでバック!楽しい記事も書いてるのでそっちを見ていってね!


9話

ツバサグラビティのレコーディングに向けてのイルミネとアンティーカが描かれました。

8話が放クラとアルストだったのでここの交流は想像はつきましたが、曲解釈の回でしたね。

アンティーカはW.I.N.G以降、ソロ活動が増えてきて忙しく、特に霧子や咲耶はそんな状況に寂しさを感じている描写がありました。
それと対比して、イルミネは3人で仲良く(アンティーカが不仲なわけではない)、アンティーカを一つのモデル像として思い描いていました。こうした描写からも、アンティーカは283内での人気度合いがうかがえます。

真乃は8話でのPからの16人のセンターについて迷いを感じさせながらも、最終的には自分で決めて歩み始めます。
そのキッカケの一つがツバサグラビティの歌詞だったわけですね。

ちなみにレコーディング風景のめぐるが歌ってるところは可愛すぎた。


10話

アイマス恒例の合宿回でした。
シャニだからではなく、最近は例の合宿所を使っていませんね。
U149はデレアニ、ミリアニはアニマスの存在があったから、という話もありますが、制作会社などの都合もあるだろうし、何よりシャニとしての雰囲気を重んじた感じでしたね。
その中で放クラの使っていた学校は最適解かと。

10話ははづきさんのStW歌唱シーンという貴重回がありました。
俺は贅沢なのでダンスも見たかったところ。

あとはダンスについて、16人が並ぶと個性がわかりやすいなと感じました。
端の方で飛び跳ねる果穂、真ん中の方で背筋を丸めて踊る真乃や甜花など。

みんなでカレー作るシーンは摩美々や甜花など可愛かったですねぇー
ちょこ先輩のチョコ折るスピードと投入量は笑いました。


で、以下ネガティブです。
9〜10話と、真乃がセンターをやるということの葛藤、アンティーカの問題など、シャニゲーム本編のコミュを匂わせる文脈が散りばめられていたなと感じました。
特に真乃の方は8話の最後から引っ張った問題であり、予告でも使われていたような3幕でも大事なキーポイント。

なのに、割と自己解決なんですよね、真乃。
勿論ユニットメンバーは手助けをしてくれるんだけど、10話だと歌詞に後押しされている。歌詞は確かに良いんだけど、群像劇の中で勿体無さを感じました。

アンティーカに関してはただ単に忙しくて、それが解決されないままでしたし。感謝祭コミュとかまで求めてなくても、匂わされた分、あれ?ってなりました。


11〜12話

これは単話で見るものというより、まとめて見るものでしたね。
丸々2話で1stをやりきりました。舞浜での実際の1stをオマージュというよりもほぼ再現ですね。

なのでストーリーがどうということよりも、ライブだったなぁと。

各ユニット2曲目もやってくれたんだ!
という喜びもあったし、やっぱりアイドルしている皆んなを見ることができるのは幸せでした。

16人揃っての2曲は贅沢にフルでやっていて、大団円感でした。
んでピクニックバスケットからのNext Stage。ストレイとノクチルが描写されます。劇場もここかなり驚いてましたね。カメオ出演的な感じかと思ったら、2期匂わせできたか。



で、以下ネガティブ。

ライブは良かったのですが、特に11話では8曲を詰め込んだ分、未披露のユニットB面曲なども含めてダイジェスト感が強かったです。

で、ストーリーがほとんどなく、回想シーンが多い。シャニソンみたいな感じかな?
でもシャニアニのそこまでのストーリーに起伏がないので思い出ボムとしても弱いように感じました。メタ的には既存のPには刺さると思いますが。

あとはモブね。
これは他の人もよく言っていることですが、例えばペンラ。振りが曲に合ってない...
コールがないとかは全然良いんですけど、それなら目立たないような振りの方が良かったかな、中途半端に動くので目がそちらに持って行かれてしまう感じでした。


総合的感想

1〜3章を通しての総合的な感想としては、新規向けではなく既存向けだなということ。

その背景としては、各アイドルのことを知っている前提が大きく、アニメだけではその子のらしさがわからないので補完が必要ということです。出された小ネタも些細なもので、それが伏線になるというのもない。

あと、ストーリーとして1話単位でも、全体を通しても起伏が少なく、静かな展開でした。ある意味リアルで、そういう質感を大事にしているのかなと思いましたが、アニメとしてみていく分の物足りなさはあったかも。
2.4話などのトラブルがあってそれを乗り越えるという展開は王道ですが、それが王道である所以はやはり物語として引き込まれる印象があるからでしょう。

で、静かな展開になるとリアルな質感が出るような印象ですが...
会話がターン制でワンパターンなものが多く、シャニ特有の間みたいなものがアニメとして起こされた時に自然さを濁らせてしまっていたように思います。自然さを意識するなら大人数の場面だったらわちゃわちゃしない?

楽曲が1st時点のユニット曲とOP、真乃曲であった点も、デビューしたてなのである意味「リアル」でした。
ただ、例えばツバサグラビディなどの全体曲は9〜10話でやることが確定していたので12話での驚きはなかった。StWをやる!というのはサプライズとかでも良かったのではないかとも思いました。この際、@曲とかそういう話ではない。

また、心理描写も、我々既存Pはアイドルのパーソナリティを多少知っているので変化を読み取れますが、それでも説明不足が拭えませんでした。
結局真乃がアイドルになる理由や、アイドルでい続ける理由など。
真乃をセンターにした理由がめぐると灯織を繋いでくれた、みたいな説明でしたが、そこ2人が空中分解していた印象もなかったしね。むしろ真乃と灯織の関係性をめぐるが取り持ったようにすら思う。

それと、はづきさんが活躍?していたのは嬉しかったですが、逆にPが空気だった感もありました。
Pの瞬間最大風速は4話のモリサゲールで、後は真乃をスカウトしてセンターに任命したくらい。信頼関係という意味では後ろで見守っていてくれる存在は大事だと思うのですが、シャニPならもう少し絡むかなぁとも。


こういうネガティブな気持ちもあって、担当するストレイが登場するであろうことは嬉しいのですが、ちょっと不安もあります。


...が、散々書いてきた割に不快感はなかった12話でした。シャニだから見るというものではありましたが、それでもMVとしての満足感はありました。減点していったとしてもマイナス着地ではない感じ。
2期もあるなら見に行くだろうなぁとも。

やっぱシャニが好きなんだなぁ、めんどくさいオタクでごめんなぁ、と思った冬の午後なのでした。

初日に観に行きました

※舞台挨拶LVを観た追記


池田Pらの発言などを踏まえて、展開よりもアイドルがどう動くかの描写に力を入れている印象でした。

おそらくその点を通して実在性を出したかったのかな、と。

そういう意味では2回目に観た際、その意図が伝わってきたように感じました。
これを楽しみにしていた人からするとここが満足感高いのかも!

で、気づいたのが、シャニアニをストーリーとして捉えるのは間違っているのでは?ということです。
間違い、というのは表現のアレですが、展開があって当然として見る物語ではなく、これは一種のドキュメンタリーであって、記録なのではないかということです。

良くも悪くもですが、アイドルの動きは個性があっても、真乃を除いてほとんどに特別な役割が与えられていない。それってリアルではあります。

が、起承転結の物語としては展開を作れないのでそこがこの物足りなさの一因なのかもしれないと感じました。

その点において、ストレイとノクチルは原作コミュなどからしてどうしてもアイドルが何かしらの役割を担わざるを得ない可能性があり、緩急をつけられる可能性があるかな...!!とも。
ただこれは希望的観測。本当に2期があるのかなどもわからないので(OVAかもしれないし)、座して待つことが私にできることかなと感じた次第です。

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