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はじめまして、kameです。

「こんにちは~、はじめまして☆
沢山いる女の子の中から私を選んでくださってありがとうございますっ♪」

これは私が先日辞めたばかりのチャットレディのお仕事で、女性が初対面の男性に向かって開口一番に発する言葉である。

まず、何も知らない方は、

チャットレディって?
なにそれ?どんなお仕事?
と(・・?こんな感じかもしれない。

簡単に説明すると、
チャットレディとは、ライブチャットにおいて、リアルタイムで動画・画像・音声・テキストなどを用いて、男性とコミュニケーションを行う女性。 (ウィキペディア引用)

うーん、分かりづらいので簡単に説明すると(主に)男性と画面上でリアルタイムでお話したり、タイピングでお話したりするお仕事の事。

…説明同じでした!!笑

私はこのお仕事を2年近く続けてきた。
ある意味誇りを持って仕事していたし、ある意味自分の心も満たす気持ちでも仕事していたし、世の中の縮図をこの世界で感じ取ったのだ。

始まりはコロナが日本へ上陸する少し前の2020年1月頃である。
当時、私の頭と心と体を支配していたのは自分の子供の事だった。子供の成長や教育発達に興味があった私は、有名な某幼児教室へ通わせたり週一で図書館へ足を運んだり忙しく過ごしていた。
授乳も終わり保育園も決まり、いよいよ社会復帰をした数か月後に主人の転勤が決まったのである。このタイミングで…と私は、正直愕然とした。

と同時に、この土地を離れる前に何かやり残した事ないかな?
私でも簡単にお仕事できないないかな?と安易な考えで始めたのがきっかけだった。(比較的ポジティブで切り替えが早いのは私の良いところでもあり悪い所でもある。)もちろんその時は2年も続けるとは思いもしなかったのだが。

そこでネットで検索すると、お話するだけのバイト!と掲載を見つけ、やや怪しい香りを感じつつも応募し、程なくして事務所の方からLINEで「是非面談に来て下さい」と言われ事務所へ向かったのだった。

翌日指定された雑居ビルに到着すると、とても感じの良い若い男性スタッフが対応してくれたのだか、そこで交わされる言葉やチャットルームと呼ばれる、女性がお仕事する際に使用する部屋の張り紙に驚かされるのであった。(もっと調べてからくればよかったあああ・・・と後悔するのは言うまでもない)カルチャーショックというか、日本にはこんな場所があるのかああ!!と思った。
何よりも肩透かしにあったのは、事務所を訪れる時、めちゃくちゃ怪しい暗い部屋でタバコをふかせたサングラスをしたおじさんに対応されるのかと思い身構えて入たら、普通の会社の受付様なめちゃくちゃ明るい雰囲気で、パソコンもきれいに並べられ、ドリンクもお菓子も食べ放題で…そのイメージとのギャップにまず驚いたのだった。
そして、そこで謎の安心感を得た私は、言われるがままにサムネと言われるプロフィールの写真を撮り、(これがめちゃくちゃ大切!)20歳以来履いていなかったであろう膝25センチ上のミニスカートを履き、ノースリーブのブラウスにカーディガンを羽織るというまさに8割の男性が好みそうな姿になると体験と称してチャットルームへ案内されるのだった。

不安と不思議な高揚感があり、そこで気づいた・・
私はやや変身願望があるのかもと。

これが、私のチャットレディ人生の始まりである。

この後どうなり、帰りにはもぬけの殻状態になったかは次回にお話したいと思う。

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書き物をした事が全くないので、心折れそうになるかもしれません。
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